沼勢だけが知っている東京事変のエモい曲7選
東京事変再生に際してシングルやMVがYouTubeにアップされてる曲はもう聴き飽きた。東京事変は何となく知ってるけど、もうワンステップ深みにハマりたい。そんな方にオススメのエモい曲を7曲選出してみました。
1.生きる
4thアルバム『スポーツ』収録曲。そして、東京事変解散ライブBon Voyageの1曲め。最初の体と心とが〜♪多重録音のようなハモリが畳み掛けるように心に迫ってくる。あと、生きろ!と命令形ではなく生きるという決意みたいなのがいいですね。
「体と心とが、離れてしまった。居直れ我が命よ」
「憧れ続けていた筈の、孤独と自由が首を絞める。
なんてこの世は果てしないのだろう。」
「忌み嫌い続けていた筈の、無欲と空虚が胸を占める。
なんてこの身は頼りないのだろう。」
「言葉と感覚が、結ばれぬまま。居直れ我が命よ。」
個人的に好きな歌詞の一節を抜き出してみた。体が気持ちについていかない。言っていることとやっていることが違う。そのようなことがないだろうか。また、「言葉や感覚が結ばれぬまま」というフレーズのように自分が思っていることとと実際の感覚が乖離してしまうことがないだろうか。私にはそのような時がたまにある。そんな時に生きるを聴くと居直れ我が命よ!ではないがハッとさせられる。
また、この生きるという曲は絶望と希望という相反するものが歌われている。 個人的にこの世にユートピアはないと思っている。かと言って、希望も絶望も持てないディストピアというわけでもない。生きるとは希望と絶望の淵を彷徨うことではないだろうか。この世は果てしない、そんな世界に生きる自分はちっぽけだ。そう思わせられる一曲である。
2.心
2ndシングル『遭難』のカップリング曲。
何と関ジャニ∞の丸山くんもよく曲だという。丸山くん曰く全ての楽器の音がちゃんと聴こえるから。聴いてみれば確かに!と思うが音楽経験が乏しい私からしたらエモいのはやっぱり歌詞である。
「心と云う毎日聞いているものの所在だって
私は全く知らない儘大人になってしまったんだ」
「生まれてしまった恥じらいを今日笑わず耐えていたい
私は何度溺れたとして泳ぐことを選んだんだって」
心と聞いて思い浮かぶのは昔小学校の道徳の授業で先生が「心はどこにあるでしょう?」と児童に問うたことである。クラスメイトは人体とハートの絵が思い浮かんだのか「胸のあたり」「心臓!」などと答えた。だが、先生の答えは違った。「心は脳にある」意外な答えが返ってきたことを覚えている。大人になって常識的に心は自分の内にあると思っていても、日々の忙しさやメンタルが病んでしまっと時など私の心は何処に行ってしまったのだろう?宙ぶらりんな存在になってしまうことがある。そんな時に心に出会い「心と云う毎日聞いているものの所在だって 私は全く知らない儘大人になってしまったんだ」の冒頭の歌詞を聴いた瞬間頭を殴られたような衝撃を受けた。
また、人間って生まれてくる家庭や親や容姿も選べずに約80年生きろって無理ゲーだなと思う瞬間がある。日本は格差社会だ。弱者には優しくない。持つものは更に富、持たざる者は苦しむ。私もどちらかというと弱者側の人間だ。そんな時に「生まれてしまった恥じらいを今日笑わず耐えていたい 私は何度溺れたとして泳ぐことを選んだんだって」 の一節を聴くと不器用でも無様でも何度溺れても生きてみようという気になる。
3.落日
3rdシングル『修羅場』のカップリング曲。元関ジャニ∞の錦戸亮くんも好きだと聞いたことがあります。数ある事変の曲の中で落日を選ぶ根の暗さ推せますね。はい(笑)
人との別れを夕日に例えた椎名林檎天才!となる一曲。この別れが東京事変1期のメンバーなのか、別れた最初の旦那さん弥吉さんのことなのか。様々な憶測を生み解釈が分かれるが、本当のところは椎名林檎しか知る由も無い。個人的には夕日を見ながら聴くのがオススメです。アウトロのピアノあたりで必ず泣くでしょう。
4.私生活
3rdアルバム『娯楽』収録曲。
個人的に仕事から帰ってきて、1日の終わりに聴くと泣ける曲。亀田さん作曲ということで透明人間、閃光少女同様スパーンと心に真っ直ぐに響いてくる。インタビュー記事の林檎さん曰く
この曲では女性としての視点というよりも、どちらでもない感覚で書けたらいいなと思って、それが今回のアルバムにおける私の歌詞のテーマだったりするんですけど、ここでは“社会に出ている自分が振り返る私生活”っていうことを考えて書きました。
“社会に出ている自分が振り返る私生活”か。なるほど。働いて疲れて家に帰ってくると私なんのために働いているのだろうか…?と思うことがある。誰しもそのような経験があるだろう。「酸素と海とガソリンと沢山の気遣いを 浪費している 生活のため働いて僕は都市(まち)を平らげる」この歌詞を見た時、確かに気遣いを浪費してるわ!と思った。都市を平らげるという表現が椎名林檎らしい。都会で働いている人なら誰しもが共感するだろう。
5.タイムカプセル
ミニアルバム『colar bars』収録曲。
個人的に仕事から帰ってきて、1日の終わりに聴くと泣ける曲Part2。冒頭の「新しい自分に本当になれるのかな」からして泣かせにきてるとしか思えない。サビの「もうすこし あともうすこし 生きてく力がほしい」で明日も頑張ろうと思える。何でこんなに泣ける曲なのかと思ったら、師匠が作詞作曲なんですね。それは心にスパーンと響いてきますわ。
6.夢のあと
1stシングル『教育』収録曲。
一昨年の林檎博'20のアンコールで歌われたことも記憶に新しいだろう。ご長男(若旦那)を出産して一度は家庭に入ろうかと考えていた林檎さん。そんな矢先に起きた9・11同時多発テロ。夢のあとはこの事件がきっかけとなって書かれた曲だと言われている。冒頭の「ニュースの合間に」のニュースは9・11のこと。「悲しみで一杯の情景」はあの悲惨なニュースの光景、「この結び目」は林檎さんと息子の繋いだ手のことだ。東京事変はCDが売れない時代に一石を投じるという大義名分のもと結成されたが、母となった椎名林檎が子供のために「この手で未来を造る」「この結び目で世界を護る」ためにもう一度音楽活動を再開したという捉え方もできないだろうか?その頃の彼女に思いを馳せて聴く夢のあとはまた違う感じ方ができるのではないだろうか。
7.BON VOYAGE
Hard Disc Disc 8『Recovery Disc』収録曲。
東京事変の曲だが、椎名林檎が歌わない。ボーカルはギターの浮雲。作詞・作曲も浮雲。そしてピアノは伊澤一葉ではなく、H是都M。浮雲さんの声って何でこんなに色気があって心地よいのでしょう。 聴いていると穏やかかつ浮雲さんの歌声に包まれているような気持ちになる。とにかく聴いてくれ!
以上が私の独断と偏見によるオススメのエモい曲7選でした。是非、サブスクやCDで聴いてみてくださいね。この曲マジエモかったわ〜!という感想もお待ちしております。
東京事変再生-夢のまた続き-
2020年1月1日。
テレビにかじりついてジャニーズカウントダウンを見ていた時
とんでもない知らせが飛び込んできた。
東京事変再生
嘘だと思い、恐る恐るファンクラブからのメールを見る。
嘘ではなかった。東京事変は再生する。
何度夢に見たことだろうか。
この周波数(バンド)をお楽しみくださったすべての方へ御礼申し上げます。
短い間ではございましたが、いままで本当に有難うございました。
事変は来(きた)る閏日(うるうび)解散致しますが、我らが作品群は永久に不滅です。
我々が死んだら電源を入れて
君の再生装置で蘇らせてくれ
さらばだ!
能動的三分間の歌詞を彷彿とさせる有名な解散声明だ。
この時から東京事変再生の構想があったのだろうか…?
君の再生装置で蘇らせてくれの伏線が8年越しに回収された。
待ちに待った再生だが、再生が発表される前から東京事変復活論には肯定派と否定派がいた。
綺麗に解散したにだから、復活しなくてもいいのでは?
もう一度東京事変が演奏するところを見たい!!
時には肯定派と否定派がバチバチすることもあった。
それでも、私は東京事変がもう一度演奏している姿を見たかった。
高校受験勉強に勤しんでいる間にあっけなく解散してしまった彼等。
初めてテレビから流れてきた能動的三分間を聴いた時なぜCDを買わなかったのか。
もっとちゃんと東京事変に興味を持って調べたりすればよかった。
そうすれば、ウルトラCやDiscoveryなどのライブに行けていたかもしれない。
何度も何度も後悔した。だから、東京事変再生は本当に嬉しかった。
無論2016年紅白歌合戦の青春の瞬きのように閏年は事変で集まって何かするとは思っていた。また、5人で紅白出てくれたら嬉しいな〜。と呑気に考えていた。知っての通り、椎名林檎は東京オリンピック・パラリンピック開会式および閉会式の基本プランを作成する「4式典総合プランニングチーム」のメンバーに任命されたため、お忙しいだろうから2020年はライブはしないだろうと多くの愛好家が考えていた。
週3でオリパラ会議に出席し、家に帰ったら主婦業、そんな忙しい日々の合間を縫ってオリジナルアルバム「三毒史」ベストアルバム「ニュートンの林檎〜始めてのベスト盤〜」をリリース。2019年でさえこれだけ忙しかったのだから、2020年は尚更。ライブや新曲のリリースといった音楽活動をセーブし、オリパラの方に専念するだろうと誰もが思っていた。
また、ギタリスト長岡亮介がここ数年売れっ子で大忙しなのだ!!今まさに行われている星野源ワールドツアーに帯同。 (あ、そういえば長岡さん去年のPOP VIRUSでなくしたiPhone見つかったの…?)あの独特なテケテケサウンドは近年の星野源の音楽には必要不可欠なものとなった。ここ2年くらい長岡さんは林檎さんの後ろでギターを弾くことはめっきり少なくなった。源さんの活動が忙しくなったからだ。
だから、東京事変で何かするにしろ2020年下半期だろうと思っていた。
しかし、彼等は気持ちいいくらいに予想を裏切ってきた。
我々愛好家は本当に椎名林檎の手のひらで踊らされているのだなとつくづく思った。
最後に東京事変がこのCDが売れずストリーミングやサブスクリプションといった新しい音楽の聴き方が普及したこの時代に再生することは大きな意味があると信じたい。
実際に、ここ2年くらいは亀田誠治氏(師匠)はラジオやイベントなどでサブスクリプション・ストリーミングサービスの重要性を説いてきた。
事変はきっとJ-POP、J-ROCKいや日本の音楽シーンにまた事変を巻き起こしてくれるだろう。
東京事変ティザー映像「BRAND NEW INCIDENTS ▶2O2O」
あなたの椎名林檎は何処から?
あなたの風邪はどこからで有名な風邪薬っぽいタイトルですが、何卒ご容赦ください。
あなたの林檎は、、、?青森産!じゃなくて、椎名林檎女史のことです。
私が林檎さんと出会ったの中学生の頃。たまたまテレビで見たキスミントのCMに出演していた林檎さん。そのCMのタイアップに使われていたのが林檎さんがボーカルを務める東京事変。能動的三分間の独特なメロディが耳から離れなかった。
本格的にハマるのはもう少し後の高校時代から。(高校受験勉強に勤しんでいる間にあっけなく解散してしまったのは驚いたけど)たまたま、ひとつ下の妹が林檎さんにハマりそれを横目で見てなんとなく東京事変の曲を聴くようになり、通学時のBGMは事変の曲。主に、YouTubeにアップされてるシングルリリースされてる曲しか聴いてなかったためライトヲタみたいな感じだった。でも、時にカッコよく、時にストーリー性のある、時にかわいらしいMVを見るのがとても楽しかった。(其れを作っていたのが後に林檎さんの夫となる児玉監督だとはまだ知るよしもなかった…)
同時期に事変の曲だけでなく、林檎さんの曲も聴くようになった。主に丸の内サディスティックや歌舞伎町の女王だ。事変の時と打って変わって巻き舌で歌う林檎さんの姿には驚いた。
大学に入ってからもずっと林檎さんと事変の曲を聴き続けた。野性の同盟やおとなの掟など彼女が楽曲提供した曲も好んで聴いた。また、リオオリンピック閉会式は固唾を呑んで見守った。しかし、人混み苦手だし、音源の方がいいじゃんという理由でライブには行かなかった。今思えば、百鬼夜行*1に行けるチャンスがあったのに惜しいことをした。
そして季節は巡り大学4年の春。林檎さんがホールツアーをやることを知った。就活の息抜きになれたらいいなとダメ元で機材解放席に申し込んだところなんと当選。同じく愛好家の妹を引き連れ4/17のひょっとしてレコ発改め椎名林檎と彼奴等の居る真空地帯へ。ライブを見ているというより林檎さんと生バンドがいるショーかミュージカルを見ている感覚に近かった。あと、何と言っても手旗の海の美しいこと。あの光景は一生忘れないと思う。
また、デビュー20周年イヤーということもあり、そこからさらに熱が加速し今に至るという感じである。
林檎さん、事変のどこがそんなにいいの?と思われる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれない。それはまた後日改めてまとめたいと思う。
EPCOTIAライナー009便より-初めてNEWSコンに行った話-
お題「NEWS DOME TOUR 2018-2019 「EPCOTIA ENCORE」続・宇宙旅行記」
皆さんが書いている感想ブログなるものを書いてみたくなり、綴さんのお題をお借りしてEPCOTIA ENCOREの感動と思い出を振り返りたいと思います。EPCOTIA円盤発売前に完成させようと思っていたのですが、思いの外時間がかかってしまいました。今更感強いですが、どうかお付き合い願います。
〜注意〜
独断と偏見と主観に満ちた雑多な感想。卒論並みに長いので暇で仕方ない時に読んでください。 文体と敬体混じっていて読みづらいかもしれません。スマホじゃなくてPCのほうが読みやすいと思います。加藤担なので加藤さんのこと多め。比較対象に林檎さんよく登場。
登場人物
・ 私→某大学生。チュベローズ出の加藤担。もう一つの顔は椎名林檎愛好家。
・ Sちゃん→高校の同級生。邦ロックと星野源が好きな増田担。同じく大学生。
・ Mちゃん→いとこ。アラシック歴10年超のジャニヲタの大先輩。櫻井担。社会人。
私はいわゆる新規で今まで現場に行ったことがなかった。もっと早くNEWSのことを好きになっていればNEVERLANDに入ることができたかもしれない。加藤さんの舞台を見に行けたのにと思うと少し悔しかった。EPCOTIAとStrawberryは申し込まなかったし、NEWSに会うのはまだ先なんだろうなぁ。社会人になったらちゃんと休みとれる職場かどうかわからないし。と思っていた矢先に飛び込んできたEPCOTIA ENCOREのお知らせ。これは神様のプレゼントか。チャンスだ!!と思い申し込むことを決意。とはいえジャニヲタ初心者だったので右も左もわからない状態。とりあえず、アラシック歴10年超のいとこMちゃんにチケットの申し込み方をきいてみることに。以下LINEの会話。
私「Mちゃんお久しぶりです。今度NEWSのライブに申し込もうと思っているんだけど、1回で第3希望まで申し込むのと、複数回に分けて申し込むのどっちがいいかな?」
Mちゃん「えっ、嵐だと全部の公演の中から第1〜3希望まで1回しか申し込めないんだけど、システム違うのかな?? 」
さすがは嵐様。会員数多いから多ステ牽制と一人でも多く現場に入れるように1回しか申し込めないのか。とりあえず、複数回に分けて申し込んだ。また、ぼっち参戦も何だし私が再びNEWSの活動を気にするきっかけを作ってくれた高校時代の友人Sちゃんを誘って2連で申し込み。そして、ドキドキしながら迎えた当落発表。第一希望の31日は外れてしまったけど、1日の公演に当選。大学の合格発表並みにドキドキしたし、飛び上がるほど嬉しかった。
とりあえず、アルバムを聴きこみ、C&Rや振り付けのある曲を予習し、うちわを作り、軽くダイエットをして緑のニットと宇宙っぽいアクセサリーを用意して迎えた1月1日。 席は1塁側のスタンド席の真ん中ら辺で割と近かった。本当にあっという間で夢のような3時間だった。生でみるNEWS4人はとてもかっこよかった。加藤さんはあまりにも美しくて双眼鏡が割れるかと思った。加藤さんの美貌のせいで10回くらい死んだ。責任取ってくれ。小山さんは脚が5メートルくらいあったし、煽りが丁寧だったりC&Rのタイミング教えてくれたりととてもサービス精神旺盛な方だなぁという印象を受けた。増田さんは笑顔がとてもかわいくて、優しく包みこむような歌声が素敵だった。また、ラップとの振り幅!!手越さんは小さくてかわいい。そして、めっっちゃ歌上手い。ロックバンドのボーカリストのようなストレートに心に響いてくる歌声だった。そして、余韻が抜けずに過ごしていた三が日にTLで7日譲のチケツイを見かけ思い切って東京まで飛んで行ってしまった次第である。印象に残った曲や演出セットの感想は以下の通り。
・ オープニング
EPCOTIAのアルバムリリースされる直前にCMで見かけた時からみゆきちがナレーションと知っていたが、やはりいい声だ。さすが、七色の声を持つ女。NEWSな2人繋がりで引き受けてくれたのかしら?セーフティガイドの映像もところどころユーモアに富んでいて面白かった。
・ EPCOTIA
会報やライブレポでアリーナツアーの時は上から4人が吊り下がって登場したのは知っていたが、流石に同じことはしないだろうとドキドキしながら登場を待った。鮮やかな紫のグラデーションの衣装を身に纏ったNEWSが登場。1日はNEWSがそこにいる!!と興奮がMAXに。気づいたらEPCOTIAライナーが上から発車。おぉ〜と歓声が上がる会場。NEWSって実在するんだと感動した。(当たり前だ)
・ TWIKNKLE STAR
イントロでかわいい振り付けをするNEWSがとても愛おしかった。1日は増田さん、7日は手越さんがすぐ近くの花道にきた。歌い出し加藤さん「綺麗な目をしてたね〜♪」。いや、それは貴方!!とツッコミたくなった。歌割り考えたのヒロイズムさん??ありがとうございます!! 1日はすぐ近くでキレキレダンスの増田さんを拝むことができた。「もう世界は 色のない夢だけ描く 君と二人じゃなきゃ叶わない〜♪」のところで顔をくしゃくしゃにしながら感情込めて歌う増田さんにグッときた。7日はお隣が手越担のギャルっぽいお嬢さんが終始手越かわいい!!を連呼。満面の笑みでサビの「TWINKLE STAR〜♪」と歌う手越さんは天使だった。
・ U R not alone
31日に3曲めで増田さんが泣いて歌えなくなったと聞いて一体何の曲だ?と思っていたらまさかのここでUR not alone。UR not aloneって勝手にライブ後半で歌われるものと思っていたため面食らった。私も冒頭のオ~オオ、オオオ〜♪のところで泣きそうになった。歌って〜!といって両手を広げて会場のファンの歌声を抱きとめるNEWSがとても愛おしかった。1日のライブが終わった翌日に増田さんの〇〇が更新された。
Jr.になってからいろんなタイミングで憧れたドーム。4人になってから無理だと言われたけれど、自分は今ここに立っている!
と記載されていた。そんな境遇と重ねあわせたら、増田さんが泣かないわけがない。増田さんはライブのたびにここに連れてきてくれたありがとう。と言ってくれる。彼等がステージに立つのは当たり前じゃないのだ。我々ファンは一方的に応援するだけで、お返しできるものなんてNEWSからもらっているものに比べたらほんの僅かなものだけど、これからもずっと応援していくよ。本当にファン冥利に尽きる。
・SPIRIT
曲が始まってもこれは一体何の曲だろうと頭の中に疑問符が浮かび続けた。その後サビでこれはSPIRITと気づいた。1番はコヤシゲだけという斬新な歌割り。手越さんの伸びやかな歌声が映えるサビ。のちにライブレポ等で確認したらJr.も合わせて11人でサッカーのフォーメーションを意識したようなダンス。音楽番組で披露するならJr.くんつけて欲しいなぁ〜と思ったけど、シングルではなくWORLDISTA収録になるからどうなる!?
・ weeeek
京セラはジャンプ禁止だったのでこれでもか!というくらいペンライトをブンブン振った。東京ドームはジャンプOKだったが、どの程度飛べばいいのか加減がわからなかったので、ラジオ体操のように踵を上げ下ろし。こういう盛り上がれる曲っていいですね。
・ チャンカパーナ
バンド紹介からそのままの流れでチャンカパーナ。一緒に入ったSちゃんは元吹部でトランペッターだったので、エリック宮城さんの紹介でテンション上がっていた。その界隈ではとても有名な方らしい?7日のトランペッターはルイス・バジェさん。獣ゆく細道に参加していた方だと記憶している。心なしかいつもよりNEWSも観客もノリノリでこういうバンドアレンジもいいなぁと思った。
・ 夜よ踊れ
ずっと生で聴けるといいなぁと思っていた一曲。このために生バンドを呼んだと言っても過言ではないのだろうか。あと、何と言っても加藤さんの「君の、君の美貌が僕を狂わせた…」の台詞の前にちゃんと静まるおたく優秀。欲を言えば、JAZZバンドならではの本番の即興やソロパートの見せ場があってもよかったなと思ったり思わなかったり。
・ LVE
檻の中に閉じ込められるNEWS。初めて聴いた時はアヴァンギャルドで聖書っぽい曲。アグレッシブでギラギラした闘志のようなものが垣間見えるカッコイイ曲だった。なんとなくヨブ記が頭に浮かんだのであとで徹底考察しようと思います。
・ BLACK FIRE
NEVERLADのCDを手にした時から大好きな一曲。まさか聴けるとは思っていなかったので驚いた。毎回、冒頭で加藤さんの喉ちんこがどっか行かないか心配。7日は今燃やせ〜♪の高音がスッと出せるようになっていたので驚いた。(この6日間の間に何があった!?) あと、モニターに釘付けになっていたら加藤さんがフード脱ぐ瞬間見逃した(泣)
・ Strawberry
広いドームのど真ん中でNEWS4人がキュッとくっついて歌う。少プレの時も思ったけどアコギの生演奏いいなぁ。いつかは加藤さんか手越さんがギター弾いてもいいんじゃない?1日のジョイフル!はソフトだったけど、6日の MCの影響もあってか7日はジョイフォー!!加藤さんもグッジョイとご満悦だった。あと、7日のMCで言っていたようにBLACK FIREとカッコよくセリフを吐いた後、「7月4日に〜♪」と歌う増田さん。確かにどういう情緒なんだろう…?
・ ずっと一緒さ
パッと見たとき真空地帯の人生は夢だらけを歌う林檎さんと見紛うデジャブ感。白シャツ、ピンスポ、有線マイクといいデジャブ。詳しくはこちらへ↓
増田さんの歌声は優しさで包まれたならではないが、聴く人を優しく包み込むような歌声だった。まるで歌声でハグされているような感じ。歌詞も相まって胸がきゅーんとなった。もう一つ付け加えるなら、曲に感情をありったけ乗せて歌う人。ミュージカルで突然歌い出すのは感情が高ぶったときに歌にのせるからだとあるミュージカル俳優さんがテレビで語っていたのを思い出した。歌唱力はもちろんのこときっとそんな増田さんだからこそ、ミュージカル主演のオファーがきたのだと思う。
・ DANCIN’☆TO ME
過去の映像を見た私とSちゃん。「「わっっか!!チャンッッラ!!」」あの映像はまだ大学生だった頃の小山さんだろうか?チュベローズの出版イベントで加藤さんが10年前の小山さんはホストみたいな風貌だったと語っていたのを思い出した。スキニーパンツに白パーカームートンブーツというカジュアルな格好でJr.たちをバックにつけて歌う小山さん。センステではJr.たちに弄ばれる(笑) 7日にはなんとJr.の1人にマイクを奪われてしまう(笑)あの強心臓の持ち主は今井貴之くんっていうのですね。6万人(4日合わせて22万人)に強烈なインパクトを残した今井くん、覚えておきます(笑)
・ カカオ
モニターにCACAO 2005と出た瞬間上がる驚きの声。興奮と動揺でオロオロしている間にセンステに椅子に座った加藤さん登場。モニターに映し出されたのは、白のハイネックのトップス、タックの入った黒のズボン、革手袋、ヒールのブーツに身を包みアンニュイな表情を浮かべる加藤さん。性癖に刺さらないわけがない!!1日の公演では、双眼鏡を鞄から出すのに手間取っているうちになんと私のいる席の方にシーツを持った加藤さんが走ってきた。そこからの記憶はあまりない…。気づいたら加藤さんがせりあがるステージから滑り落ちていて会場から笑い声が聞こえてきた。終わった瞬間は放心状態。ただ、不覚にもあの椅子になりたいと思ってしまった。(江戸川乱歩の人間椅子か!!)
7日は2回目ということもあり心の準備をしていたが、やはり加藤さんの色気を前にしたら理性と冷静さは宇宙の彼方に飛んで行ってしまった。ただ、バッチリチョコレートを口に含む瞬間といーっとする加藤さんのお顔を拝むことができた。家に帰ってから落ち着いて考察した結果、加藤シゲアキという人物はセルフプロデュースに長けているなと思った。自分を俯瞰視できるからこそ、ステージ上で自分をどう見せればいいかわかっている。ライブを見ているというより一人芝居を見ているという感覚に近かった。以下その時に思った感想。今思えば監督も追加で!
個人的にカカオに関してはライブを見ているというより一人芝居を見ているという感覚に近かったな。主演、脚本、演出、衣装、小道具全て加藤シゲアキプロデュースの一人芝居。
— わか にゅ〜す垢 (@midorin3181) January 8, 2019
少プレより進化したパフォーマンス。圧巻だった。(余談:シゲ部にこの手のお便りいっぱいきてしめしめと思っていること知ってるんだからねー!!加藤さん!!本当に罪な男だ…) 最後にいくらでも金積むからカカオJAZZver.の音源化お願いします。神様。仏様、JE様。
・ I’m coming(1日)
カカオの余韻に浸る間もなく、イントロのギターサウンドが流れるや否やそれまでシートベルト着用していた観客がいっせいに立ち上がった。これは非常に面白い光景だった。真っ赤なベッドの上で野獣のように歌う手越さん。これは18禁だった。5万人が手越さんに抱かれました。以上。
・ 茜空(7日)
今日はなんだろうEncoreかな?とわくわくしながら待っていたらモニターに映し出された作詞:京本大我、作曲:手越裕也の文字。予想の斜め上をいく選曲。6日までの大人の恋愛を歌った曲から一変、甘酸っぱい青春の恋の歌に。10代の頃よく聴いていたYUIやGReeeeNを思い出して少し懐かしくなった。優しそうな顔で歌う手越さんがとても愛おしかった。あと、衣装がテゴマスのまほうの時の増田さんの衣装に似ていた。
・ Cascade
実を言いますとCascade初見だったもので、手越さんの「さあ行こう All the way Cascade〜♪」まで何の曲だかわからなかった。フルスイング、UR not alone、生きろが魂を揺さぶる応援歌なら、Cascadeは苦しんでいる人の辛さに寄り添いそっと背中を押してくれるような応援歌だ。 あまりにもいい曲だったのでライブの翌日BULEをタワレコで購入。
・ AVALON
加藤さんが花弁をフウッと吹く瞬間がとても美しかった。あの瞬間だけ切りとって何度も再生したいと思った。7日は手越さんがスタンド近くの花道に。花弁が思うように飛ばなくてその様子がとてもかわいらしかった。しかし、私の中の再生装置もだいぶ色褪せてきたので早急に円盤化希望。できればマルチアングルも入れて。
・ UFO
イントロでペンライトに自動制御がかかった。アリーナツアーと自動制御の演出は同じだったが、黄色の中にポツポツ青や苺のペンライトが入るのもこれはこれで良いなと思った。やや昔の歌謡曲を思い出させるようなメロディーライン。ダンスの振りがところどころピンクレディのUFOのと瓜二つ。エアマンさんこういうの好きそう。
・ メガロマニア
一言めっちゃカッコいい曲。モニター字幕のそこはかとないエヴァの次回予告や進撃1期のOP感。加藤さんこういうの好きそうね。アリーナツアーの円盤を確認したところダンスもすごくカッコよかったので、ダンスにも注目すればよかったと今更ながら後悔。
・ BLACKHOLE
少プレのシェアハウス企画で手越さんが踊っているのを見てそんなにダンスがエグい曲なのか?と疑問に思っていたが、想像以上に激しいダンスナンバーだった。確かにあれを罰ゲームで踊らされるのは嫌だろう。あと、「ブラックホオオオオル」の手越さんのシャウトがカッコよかった。
・ 「生きろ」
冒頭で加藤さんが小指立てる瞬間見逃す(泣) 以前インタビューで語っていたように生半可な気持ちじゃ歌えない。全身全霊という言葉がピッタリな一曲だった。また、他の方もおっしゃっているようにサビのペンライトの演出が、M Vの紐についた電球が光だす映像とシンクロしてとても綺麗だった。あの光景は一生忘れないと思う。
・ HAPPY ENDING
アルバムを手に取った時からいい曲だなぁと思っていたHAPPY ENDING。幸せって恒久的なものではないという認識が私の中にあった。しかし、幸せはいつも君のそばにあるんだよ。一人じゃないんだよ。とそう思わせてくれる一曲だった。また、最後にNEWSに歌ってー!と言われてサビの部分を歌っている時に涙が溢れ出そうになった。もう終わってしまうんだなぁとしみじみしとた気持ちになった。
・ BULE
実を申しますと、NEWSに限らず私そんなにサッカーソング好きじゃないんですよ。(でも何故かWOLD QUESTは好き)ところが、不思議なことにライブに入ってしまうと、好きになってしまったそんな一曲。例えば、林檎さんのNIPPONもすぐには好きになれなかった。でも、ライブで見たステージの上でギブソンかき鳴らしている林檎さんがかっこよくて好きになった。それと同じ現象が今回起きた。音源で聴く以上にカッコよく、胸が熱くなる一曲だった。また、ベストヒットの時も思ったが「青い鳥、地球、サファイア 空、海、揺れるツユクサ」の部分加藤さんに歌わせた人天才。そして、何となく終わってしまう寂しさと同時に地球に帰ってきたなぁと感じた。
以上が大まかな感想である。曲ごとに違ったNEWSの顔が見れて面白かった。また、どんな席でも楽しめるように工夫してくれたNEWS並びにスタッフさんには感謝。
それと、加藤担なら語らずにはいられないヤバヤバポイントをまとめたのが以下である。
<私的加藤さんのヤバヤバポイント>
・ LIVEでエアハグする加藤さん
・ 今SHOCK ME!のキメ顔加藤さん
・ 夜よ踊れ「君の美貌が僕を狂わせた」のウィスパーボイス
・ 夜よ踊れ「You Ready?」
・ BLACK FIREでフード被る加藤さん(この衣装作ってくれた増田さんに感謝)
・ 全シゲ 担が死んだカカオ
・ AVALONで花弁をフゥッと吹く加藤さん
・ AVALONで最後手越さんパート歌い終わった後に抜かれた加藤さん(1日)
・ EROTICAで首筋を撫でる加藤さん(7日は途中までAVALONの花弁が頭に付いていてとても愛おしかった)
・ メガロマニアのノリノリでYeah Yeah Yeah Yeah!
・ メガロマニアのFeaal like a〜♪
・ BLACKHOLE の3・2・1のカウントダウン
・ MC中にJr.にお年玉渡したか聞かれてすっとぼける加藤さん(1日)
・ MC中にヤダヤダと駄々をこねる加藤さん(7日)←もはやしげあきくん(5さい)
最後に驚いたことを何点か覚え書き。
初見で驚いたこと
驚いたこと① NEWSに求められたらファンは歌う
私のもう一人の推し椎名林檎女史のライブではC&Rある曲が東京事変時代合わせても片手に収まるくらい。昨年の春の全国ツアーとデビュー20周年ライブでもC&Rあった曲はちちんぷいぷいと丸の内サディスティックの2曲だけ。ファンとNEWSが一体となってライブを作り上げるって素敵だなぁと思った。
驚いたこと②MCが自由、そしていっぱい喋る
またまた、林檎さんと比べてしまいますが林檎さんはMC1分くらいしか喋らないんですよ!!(この前の林檎博はいっぱい喋った) それに対し、NEWSめっちゃ喋るじゃん。こんなに喋ってくれていいの!?ありがとうと思いました。しかもサンドウィッチマンのコント並みに面白い。特に1番印象に残ったのは1日。NEWSとファンであけましておめでとうを言い合うのはとても平和で幸せな空間だった。
驚いたこと③カッコイイ曲が多い
NEWSといえば応援歌。応援歌の申し子NEWSというイメージがあったため応援歌が多いのは知っていたが、カッコイイ曲の多さに驚いた。もちろん、チュムチュムのような変化球からTouchのようなかわいい曲までバラエティに富んでいることは知っていたが、想像以上だった。SHOCK ME、メガロマニア、BLACK FIRE etc.まるで私が小学生だった頃に耳にしていたKAT-TUNの楽曲のようだった。(Real Face、Keep the Face、LIPSあたり)
驚いたこと④NEWS担かわいい
本当にNEWS担かわいい子が多い。私が今まで入ったことある現場がバンドと洋楽だけだったため、いかにもバンド好きです〜とか帰国子女や留学帰りの人に憧れている女子や個性的なファッション人ばかりだった。それに対しNEWS担かわいい!!いかにも量産型だな〜という方も見受けられたけど、綺麗なお姉様とか可愛らしいお嬢さん沢山いらっしゃった。ほ〜これが女子の多い現場か!!
驚いたこと⑤シーケンサーを使った曲が多い
そりゃそうだ彼等は歌うだけでなく踊るのだから。生バンドやオーケストラ演奏に慣れているとバンドいないことに逆に驚く。でも、チャンカパーナ以降の数曲はバンドの生演奏だった。確かに、夜よ踊れのようなJAZZ調の曲は生バンドがぴったりだ。演奏者のソロや即興もJAZZならではの楽しみだ。少プレでJAZZアレンジして披露することもあるが、是非ともJAZZナンバー出して欲しいと思った。もちろん楽曲提供はスカパラか椎名林檎で!!
おわりに
ありがとう。また会いに行くよ!! また、5大ドーム公演、紅白出演などNEWSの夢が叶いますように。文学賞受賞して喜んでいる加藤さんの姿がいつか見られますように。これからもずっとずっと応援しています。ありがとう、愛してるぜ!!!!
そして、ここまで読んでくださったそこの貴方本当にありがとうございます。目汚し失礼しました。
後日談
欲を言うなら冬歌入ってても良かったんじゃないかなぁと今更ながら思った。スノエクとか真冬のナガレボシとかとか。あと、オーラス恒例のありがとうございましたー!!!!は無かった。必死に抗議のNEWSコールをしたのに、何のお知らせもなくライブ終了。翌日のKラジでワールディスタ!?どこかで誰かスタッフさん怒られていないか心配になった。そして、WORLDISTAアルバム発売、ぬるっとツアー決定のお知らせが。本当に休む間も無くNEWSによる供給は続であった。-(完)-
わたしがジャニヲタ になるまで
ツイプロに書いてある通り私はファン歴1年ちょっとの俗にいう新規ですね。ジャニヲタになるまでの経緯を本当は宇宙旅行の感想と併せて投稿するつもりがとんでもない字数になりそうだったので、別に書くことにしました。と言いつつこちらも短編小説並みに長いので暇なときにでも読んでください。(あまり興味ない部分はすっ飛ばしてください) 自分の半生を晒すようで恥ずかしいですがどうかお付き合い願います。
<NEWSにハマった経緯>
・ジャニーズのアイドルとの出会い
初めてNEWSと出会ったのは小学生の頃。好きなジャニーズのアイドルグループの1つという認識。当時毎週火曜日に放送されていた学校へ行こう!が大好きだったことやドラマ喰いタンに出演していた森田くんがかっこよかったのでV6も好き。小学校4年生くらいにKAT-TUNが爆誕。花男以降嵐の誰かが主演のドラマは見ていたしドラマのタイアップに使われていた嵐の曲は必ず聴いていた。NEWSはというと初めて認知したのはサヤエンドウを聴いてから。当時確かONE PICEの映画のタイアップに使われていたこともあり、学校でも話題になっていたしキャッチーな曲だなぁと小学生ながらに思っていた。当時顔と名前が一致していたのは山P、亮ちゃん、手越くん。山Pと亮ちゃんはよくドラマ出演していたし、手越くんはマイボスの桜坂くんのかわいらしい印象とイッテQの人というイメージ。(だから突如金髪、子猫ちゃん発言を炸裂し始めた時は腰を抜かした) そんなこんなでサヤエンドウ〜恋のABOあたりまでは音楽番組で見ていたし、口ずさんでいた覚えが。だが、中学に上がるにつれて色々な界隈の沼にハマりNEWSの活動を気にすることはなくなった。
・ 色々な沼にハマった中学〜大学時代
小学校6年の時に佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』と『夏から夏へ』を読んだことや、それ繋がりで北京五輪の男子陸上4継チーム銅メダルを獲得したことに感動し中学は陸上部に。その流れで、『風が強く吹いている』を読んだりして、駅伝にどハマり。高校駅伝と大学三代駅伝は必ず見ていた。月間陸上競技や陸上競技マガジンを読むのが好きだった。(ちなみに当時の推しは東海大。早稲田が3冠とって以降は早稲田推し) なお、一瞬の風になれがドラマ化された時に主演が内くんでそこでNEWSの8、9人時代を知る。
また、2008〜09年の嵐デビュー10周年イヤーに1つ年下の妹がアラシック、櫻井担になった。私も妹と一緒になって嵐の宿題くん、ひみつの嵐ちゃんといったバラエティ番組や翔くん主演のドラマを一緒に見た。それにさらに拍車を掛けたのは10個上のいとこMちゃんの存在だ。なんと、Mちゃんも妹と同じくアラシック、櫻井担だったのだ。Mちゃんはお盆休みに家に遊びにきた時に大量のライブ円盤、CD、過去に嵐が出演した番組を焼いたDVD(Aの嵐など)を置いていった。かくいう私は、誰担だったのかと言うと大野担だったような気がする。でも、妹ほど熱狂的ではなかったし結局お茶の間ファンで終わってしまった。しかし、よく考えてみればこの頃から加藤担になる素養があった気がする。逃げ恥の風間さんのような都会的な人よりも、平匡さんのようなしっくりしみじみお寺が似合う人が好きみたいな。
そして、高校に入学以降は2次元にハマった。クラスの友達や部活の友達にアニメ好きや腐女子が多かったこともあり自然な流れでハマっていった。鋼錬、青エク、D灰といったダークファンタジーから黒子のバスケや進撃の巨人などの少年誌に連載されている作品を好んで読んだ。声優さんにも詳しくなった。毎シーズン全てのアニメを見ている訳ではないライトヲタだが今もアニヲタは健在である。
高校入学後にもう1つハマったものがもう1つある。東京事変である。中学1年くらいの頃CMで独特な歌を歌っていた東京事変。高校受験のために勉強に勤しんでいる間にあっけなく解散してしまっていた。だが、彼等の残した音楽は私を虜にした。その流れで椎名林檎を聴くようになった。なので、愛好家歴は5年くらい。
その後も、ダイヤのAにハマってから楽天イーグルスにハマりファンクラブに入ったり、声優さんや俳優さんをゆるく推すこと数年。2016年の夏に運命の出会いを果たすのである。
・少しずつNEWSの沼にハマっていく
再びNEWSの曲を聴いたり、ちゃんと活動を気にするようになったきっかけは、大学2年の頃に高校時代の友人が増田担で音楽番組にNEWSに出る度にツイートしていたためそこから気になる存在に。その年の24時間テレビのメインパーソナリティがNEWSでメディア露出が増えたことや、夜会やおしゃれイズムなどのバラエティ番組で4人になっても頑張ってきたことや手越くん以外の3人のメンバーにも興味を持つようになった。NEWSが6人から4人になった当時私は受験生だったし、他人事としか思っていなかった。夜会でコヤシゲが言っていたように具のないおでん、いちごのないショートケーキと世論がいうように私もそう思った。NEWSなんて手越くんとそのほかの3人じゃんと。でも、NEWS4人は手越くんとその他3人ではなかった。それぞれきちんとキャラが立っていた。小山さんはニュースキャスターをやっていること。増田さんは服が好きなこと。そして、加藤さんは毎年梅干しを漬けていることや40でニールのタイツが好きなことを知った(笑)
また、少し話が横道に逸れるがEMMAがリリースされた頃私は1人で鳥取に合宿免許に行った。自分で言うのもなんだが物覚えが悪いタイプで同じ日に入校した子たちに大きく遅れをとってしまった。辛い、しんどい。寄宿舎で泣きそうになった時支えになったのがNEWSのフルスイングだった。卒検は予定より2日遅れだったもののなんとか無料保証期間のうちに卒業。ありがとうNEWS!!
でも、すぐにはNEWSのファンにはならなかった。なぜなら、その頃ドラマカルテットの影響で高橋一生さんにハマっていたからである(節操なくてごめんなさい)。そして、一生さんの熱愛報道が出てお相手が自分とあまり年齢の変わらない女優さんと知り、一気に熱が冷めていった。(そっちに行ったかー!!) 再び季節は巡り、24時間テレビの放送時期に。この年も加藤さんがドラマに出演していることを知る。そこからなんとなく加藤さんやNEWS過去に出演したドラマやバラエティ番組を漁る→ハロウィン音楽祭、クリスマス音楽祭、NEWSICAlをテレビで見てズブズブとNEWSの沼にハマっていったのである。
・ NEWS担になった2018年
カウントダウンでNEWSがツアーをやることを知った。でも、ライブにいって見たいという気持ちは湧き上がらなかった。というのもその頃の私は進路に悩んでおり、また姉のように慕っていた友人が突如がんになり故郷に帰ってしまったためそれどころではなかった。大学の後期試験が終わり、サークルの追いコンが終わって少し経った頃、心がポキっと折れて1ヶ月くらい引きこもりみたいになってしまった。何も食べたくない、誰とも会いたくない、天井を見るだけで涙が出る。ただ寝る生活。それでも、毎週金曜日になるとビビットに出演する加藤さんを見て癒された。それと、何故か加藤さんと増田さんが出ている金八先生を一気に見た。そんなこんなで他のエンタメに対する興味も少しずつ戻っていった。この他にも色んな人の支えにより何とか社会復帰!4月になり公務員試験勉強をやめて就職活動をスタートした。
それから少しして、加藤さんのドラマ主演が決まったことを知りとても嬉しかった。調べたところによるとゴールデンプライム枠のドラマ主演は初めてとのこと。毎週日曜日加藤さんの顔が拝めるのが楽しみで仕方なかった。ぼちぼちファンクラブに入ろうかな〜と思っていた矢先の未成年飲酒騒動。最初ネットニュースで見た時どっかのアンチガセネタではないか?と思ったけど、残念ながらそれは事実だった。毎週金曜日に楽しみに見ているビビットで大好きな加藤さんが謝罪している。吊るし上げられている。とても見ていられなかった。小山さんもeveryで謝罪し、活動自粛。続いて手越さんも報道に出た。加藤さんとNEWSのことは好きだけどこのまま応援していいのだろうかととても悩んだ。過去にお酒が原因で脱退したメンバーもいるのだから、お酒には気をつけてほしかった。シンメって馴れ合いじゃなくて、背筋を正してくれる関係じゃないの?色んな感情が湧き上がった。ジャニ垢はその頃持っていなかったが、Twitter等で愚痴垢や厳しいことや有る事無い事言う人たちの呟きを見ては何とも言えない気持ちになった。
そんなモヤモヤした気持ちのまま、ゼロ一獲千金ゲームの放送日を迎えた。最初は何となく見ている感が強かったが、見ているうちに次はどうなるのだろうと毎週日曜日が楽しみになった。ドキドキハラハラ故に魂が削がれるような思いをした。無論、毎週大変な目に遭っているのは宇海零であって加藤さんではないのだけど(笑) それから、1ヶ月弱してビビットでStrawberryの裏側特集を見た。その時やっぱり私この人達のこと大好きなんだなぁ。と気づきFC入会することを決意。気づけば、合宿免許の時も、就活の時も、6月の地震や9月の台風の時も支えになったのはNEWSの曲だった。知らず知らず気づかぬうちにNEWSに支えられてきたのである。 それから、加藤さん以外のメンバーのラジオを聴くようになり、ジャニウェブにも登録し、雑誌にもちょくちょく課金するようになった。そして、ありがたいことに宇宙旅行にまで行かせて頂いた。立派なジャニヲタの出来上がりである。
<加藤担になった経緯>
前述したように6人時代は顔と名前は一致してなかったけど、名前なんて読むのだろうと気になっていた加藤さん。4人になってからの印象は小説書いている黒髪の人。ちゃんと興味を持つようになったのは24時間テレビのドラマの演技やその番宣で彼の人となりを知ってから。沢尻エリカさん目当てで見ていたしゃべくり007でいじられている様子を見てなんとなく気になるように。ただ、その頃は前述したように高橋一生さんに心酔していたため、すぐにはファンにならず1年ほど時が過ぎる。
そして2017年の冬に、『チュベローズで待ってる』を読んで作家加藤シゲアキにどハマり。羽田圭介先生のような人間の心の闇を描く心理描写や味覚、嗅覚、視覚といった五感にリアル訴えかけてくるような描写が秀逸。鮮やかな伏線回収。ラストのたたみかけるような疾走感。全てが素晴らしかった。アイドルが書いた小説ということもあり色眼鏡で見ていたけれど、いい意味で裏切られた。その後、前述したように加藤さんの過去の出演作品やラジオを漁る。そして、毎週ビビットを見るようになる。特にラジオは加藤さんの博識さや、音楽の嗜好の幅広さに驚いた。また、私の好きな林檎さんや星野源さんの曲を過去に音楽部でかけてくれていたことを知り好感度アップ。ちょっとずつ加藤さんのことを知っていくうちに、ゼロ一獲千金ゲーム主演の話が飛び込んできた。
前述したように喜ぶのも束の間。6月の騒動以降応援し続けるかしばらく悩む。そんな矢先に前述したようにビビットのStrawberry密着特集を見た。ゼロのドラマの合間にリハーサルや夜遅くまで打ち合わせをする加藤さん。また、ロケバスの中で語った「全然平坦な道のりでは無かった。メンバーが減ったりもそうだし、最近も心配させてしまうこともあったので。それでも付いて来てくれるファンには感謝しなきゃいけないと思っています。」という言葉には嘘偽りがないように感じた。BULEのダンスでズッコケる加藤さんを見てなぜだかものすごく愛おしいと思った。そして、この人とNEWSのことを推そうと思った。
その後夏休みを利用して加藤さんの著書を全作読了。『ピンクとグレー』と『閃光スクランブル』に関しては彼自身が体験してきたであろう、苦悩が登場人物を通して投影されていているのがありありと伝わってきて読んでいて苦しかった。もっと加藤さんのことを知りたいと思い、加藤さんの1万字インタビューが載っている2015年のMyojoを買った。涙が出た。活字を読んで泣いたのは久々だった。彼がどんな思いで小説を書くに至ったか。何の取り柄もない自分を変えたい。自分が小説を書くことでNEWSに還元したい。結果的に山下くん、錦戸くんの脱退前には処女作『ピンクとグレー』発行は間に合わなかった。でも、彼はその後も書き続けた。ここ数年のNEWSの仕事を振り返ると加藤さん原作の本がドラマ化されたり、加藤さんの出演するドラマのタイアップにNEWSの曲が使われたりしていることがわかった。7年前はできなかった、夢でしかなかった彼が小説を書くことでNEWSに還元したいと言うことが実現しているのだ。また、手越さんが加藤さんに仕事取ってきてくれてありがとうと言っている様子を見て胸が熱くなった。小説家、アイドル加藤シゲアキのバックボーンを知りさらに加藤さんの沼にハマっていくのであった。
もう一つ加藤さんに惹かれる理由として私も彼に似ている部分が多いというかシンパシーを抱いているからだ。人見知り、多趣味で一個一個に深くハマっていく、運動できない、思ったことを正直に言ってしまうところや色々拗らせているところなど。私に実際に会ったことあるフォロワーさんは少ないが結構面倒臭い人間なのである。だからこそ、同じような性質を持つ加藤さんの思考や行動が気になって観察しているのである。(別に担タレになりたいわけではない)
おわりに
長々と書いてしまいましたが、熱量は変わるかもしれないけどこれからもNEWS担、加藤担をやっていこうと思います。大好きな友人に趣味でも何でも知らないことを恥ずかしがることはないよ。これから知っていけばいいのだから。という言葉を胸にこれからもおたくとして生きていくので、先輩のNEWS担のみなさまご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!お目汚し失礼しました。