人生は沼だらけ

好きなひとやものなら有り過ぎるほど有るんだ

わたしがジャニヲタ になるまで

 

 ツイプロに書いてある通り私はファン歴1年ちょっとの俗にいう新規ですね。ジャニヲタになるまでの経緯を本当は宇宙旅行の感想と併せて投稿するつもりがとんでもない字数になりそうだったので、別に書くことにしました。と言いつつこちらも短編小説並みに長いので暇なときにでも読んでください。(あまり興味ない部分はすっ飛ばしてください) 自分の半生を晒すようで恥ずかしいですがどうかお付き合い願います。

 

<NEWSにハマった経緯>

 

・ジャニーズのアイドルとの出会い  

 初めてNEWSと出会ったのは小学生の頃。好きなジャニーズのアイドルグループの1つという認識。当時毎週火曜日に放送されていた学校へ行こう!が大好きだったことやドラマ喰いタンに出演していた森田くんがかっこよかったのでV6も好き。小学校4年生くらいにKAT-TUN爆誕花男以降嵐の誰かが主演のドラマは見ていたしドラマのタイアップに使われていた嵐の曲は必ず聴いていた。NEWSはというと初めて認知したのはサヤエンドウを聴いてから。当時確かONE PICEの映画のタイアップに使われていたこともあり、学校でも話題になっていたしキャッチーな曲だなぁと小学生ながらに思っていた。当時顔と名前が一致していたのは山P、亮ちゃん、手越くん。山Pと亮ちゃんはよくドラマ出演していたし、手越くんはマイボスの桜坂くんのかわいらしい印象とイッテQの人というイメージ。(だから突如金髪、子猫ちゃん発言を炸裂し始めた時は腰を抜かした) そんなこんなでサヤエンドウ〜恋のABOあたりまでは音楽番組で見ていたし、口ずさんでいた覚えが。だが、中学に上がるにつれて色々な界隈の沼にハマりNEWSの活動を気にすることはなくなった。

 

・ 色々な沼にハマった中学〜大学時代  

 小学校6年の時に佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』と『夏から夏へ』を読んだことや、それ繋がりで北京五輪の男子陸上4継チーム銅メダルを獲得したことに感動し中学は陸上部に。その流れで、『風が強く吹いている』を読んだりして、駅伝にどハマり。高校駅伝と大学三代駅伝は必ず見ていた。月間陸上競技陸上競技マガジンを読むのが好きだった。(ちなみに当時の推しは東海大。早稲田が3冠とって以降は早稲田推し) なお、一瞬の風になれがドラマ化された時に主演が内くんでそこでNEWSの8、9人時代を知る。  

 また、2008〜09年の嵐デビュー10周年イヤーに1つ年下の妹がアラシック、櫻井担になった。私も妹と一緒になって嵐の宿題くんひみつの嵐ちゃんといったバラエティ番組や翔くん主演のドラマを一緒に見た。それにさらに拍車を掛けたのは10個上のいとこMちゃんの存在だ。なんと、Mちゃんも妹と同じくアラシック、櫻井担だったのだ。Mちゃんはお盆休みに家に遊びにきた時に大量のライブ円盤、CD、過去に嵐が出演した番組を焼いたDVD(Aの嵐など)を置いていった。かくいう私は、誰担だったのかと言うと大野担だったような気がする。でも、妹ほど熱狂的ではなかったし結局お茶の間ファンで終わってしまった。しかし、よく考えてみればこの頃から加藤担になる素養があった気がする。逃げ恥の風間さんのような都会的な人よりも、平匡さんのようなしっくりしみじみお寺が似合う人が好きみたいな。  

 そして、高校に入学以降は2次元にハマった。クラスの友達や部活の友達にアニメ好きや腐女子が多かったこともあり自然な流れでハマっていった。鋼錬、青エク、D灰といったダークファンタジーから黒子のバスケ進撃の巨人などの少年誌に連載されている作品を好んで読んだ。声優さんにも詳しくなった。毎シーズン全てのアニメを見ている訳ではないライトヲタだが今もアニヲタは健在である。  

 高校入学後にもう1つハマったものがもう1つある。東京事変である。中学1年くらいの頃CMで独特な歌を歌っていた東京事変。高校受験のために勉強に勤しんでいる間にあっけなく解散してしまっていた。だが、彼等の残した音楽は私を虜にした。その流れで椎名林檎を聴くようになった。なので、愛好家歴は5年くらい。  

 その後も、ダイヤのAにハマってから楽天イーグルスにハマりファンクラブに入ったり、声優さんや俳優さんをゆるく推すこと数年。2016年の夏に運命の出会いを果たすのである。

 

・少しずつNEWSの沼にハマっていく

 再びNEWSの曲を聴いたり、ちゃんと活動を気にするようになったきっかけは、大学2年の頃に高校時代の友人が増田担で音楽番組にNEWSに出る度にツイートしていたためそこから気になる存在に。その年の24時間テレビのメインパーソナリティがNEWSでメディア露出が増えたことや、夜会やおしゃれイズムなどのバラエティ番組で4人になっても頑張ってきたことや手越くん以外の3人のメンバーにも興味を持つようになった。NEWSが6人から4人になった当時私は受験生だったし、他人事としか思っていなかった。夜会でコヤシゲが言っていたように具のないおでん、いちごのないショートケーキと世論がいうように私もそう思った。NEWSなんて手越くんとそのほかの3人じゃんと。でも、NEWS4人は手越くんとその他3人ではなかった。それぞれきちんとキャラが立っていた。小山さんはニュースキャスターをやっていること。増田さんは服が好きなこと。そして、加藤さんは毎年梅干しを漬けていることや40でニールのタイツが好きなことを知った(笑)  

 また、少し話が横道に逸れるがEMMAがリリースされた頃私は1人で鳥取に合宿免許に行った。自分で言うのもなんだが物覚えが悪いタイプで同じ日に入校した子たちに大きく遅れをとってしまった。辛い、しんどい。寄宿舎で泣きそうになった時支えになったのがNEWSのフルスイングだった。卒検は予定より2日遅れだったもののなんとか無料保証期間のうちに卒業。ありがとうNEWS!!  

 でも、すぐにはNEWSのファンにはならなかった。なぜなら、その頃ドラマカルテットの影響で高橋一生さんにハマっていたからである(節操なくてごめんなさい)。そして、一生さんの熱愛報道が出てお相手が自分とあまり年齢の変わらない女優さんと知り、一気に熱が冷めていった。(そっちに行ったかー!!) 再び季節は巡り、24時間テレビの放送時期に。この年も加藤さんがドラマに出演していることを知る。そこからなんとなく加藤さんやNEWS過去に出演したドラマやバラエティ番組を漁る→ハロウィン音楽祭、クリスマス音楽祭、NEWSICAlをテレビで見てズブズブとNEWSの沼にハマっていったのである。

 

・ NEWS担になった2018年

 カウントダウンでNEWSがツアーをやることを知った。でも、ライブにいって見たいという気持ちは湧き上がらなかった。というのもその頃の私は進路に悩んでおり、また姉のように慕っていた友人が突如がんになり故郷に帰ってしまったためそれどころではなかった。大学の後期試験が終わり、サークルの追いコンが終わって少し経った頃、心がポキっと折れて1ヶ月くらい引きこもりみたいになってしまった。何も食べたくない、誰とも会いたくない、天井を見るだけで涙が出る。ただ寝る生活。それでも、毎週金曜日になるとビビットに出演する加藤さんを見て癒された。それと、何故か加藤さんと増田さんが出ている金八先生を一気に見た。そんなこんなで他のエンタメに対する興味も少しずつ戻っていった。この他にも色んな人の支えにより何とか社会復帰!4月になり公務員試験勉強をやめて就職活動をスタートした。

 それから少しして、加藤さんのドラマ主演が決まったことを知りとても嬉しかった。調べたところによるとゴールデンプライム枠のドラマ主演は初めてとのこと。毎週日曜日加藤さんの顔が拝めるのが楽しみで仕方なかった。ぼちぼちファンクラブに入ろうかな〜と思っていた矢先の未成年飲酒騒動。最初ネットニュースで見た時どっかのアンチガセネタではないか?と思ったけど、残念ながらそれは事実だった。毎週金曜日に楽しみに見ているビビットで大好きな加藤さんが謝罪している。吊るし上げられている。とても見ていられなかった。小山さんもeveryで謝罪し、活動自粛。続いて手越さんも報道に出た。加藤さんとNEWSのことは好きだけどこのまま応援していいのだろうかととても悩んだ。過去にお酒が原因で脱退したメンバーもいるのだから、お酒には気をつけてほしかった。シンメって馴れ合いじゃなくて、背筋を正してくれる関係じゃないの?色んな感情が湧き上がった。ジャニ垢はその頃持っていなかったが、Twitter等で愚痴垢や厳しいことや有る事無い事言う人たちの呟きを見ては何とも言えない気持ちになった。

 そんなモヤモヤした気持ちのまま、ゼロ一獲千金ゲームの放送日を迎えた。最初は何となく見ている感が強かったが、見ているうちに次はどうなるのだろうと毎週日曜日が楽しみになった。ドキドキハラハラ故に魂が削がれるような思いをした。無論、毎週大変な目に遭っているのは宇海零であって加藤さんではないのだけど(笑) それから、1ヶ月弱してビビットでStrawberryの裏側特集を見た。その時やっぱり私この人達のこと大好きなんだなぁ。と気づきFC入会することを決意。気づけば、合宿免許の時も、就活の時も、6月の地震や9月の台風の時も支えになったのはNEWSの曲だった。知らず知らず気づかぬうちにNEWSに支えられてきたのである。  それから、加藤さん以外のメンバーのラジオを聴くようになり、ジャニウェブにも登録し、雑誌にもちょくちょく課金するようになった。そして、ありがたいことに宇宙旅行にまで行かせて頂いた。立派なジャニヲタの出来上がりである。

 

 

<加藤担になった経緯>  

 

 前述したように6人時代は顔と名前は一致してなかったけど、名前なんて読むのだろうと気になっていた加藤さん。4人になってからの印象は小説書いている黒髪の人。ちゃんと興味を持つようになったのは24時間テレビのドラマの演技やその番宣で彼の人となりを知ってから。沢尻エリカさん目当てで見ていたしゃべくり007でいじられている様子を見てなんとなく気になるように。ただ、その頃は前述したように高橋一生さんに心酔していたため、すぐにはファンにならず1年ほど時が過ぎる。       

 そして2017年の冬に、『チュベローズで待ってる』を読んで作家加藤シゲアキにどハマり。羽田圭介先生のような人間の心の闇を描く心理描写や味覚、嗅覚、視覚といった五感にリアル訴えかけてくるような描写が秀逸。鮮やかな伏線回収。ラストのたたみかけるような疾走感。全てが素晴らしかった。アイドルが書いた小説ということもあり色眼鏡で見ていたけれど、いい意味で裏切られた。その後、前述したように加藤さんの過去の出演作品やラジオを漁る。そして、毎週ビビットを見るようになる。特にラジオは加藤さんの博識さや、音楽の嗜好の幅広さに驚いた。また、私の好きな林檎さんや星野源さんの曲を過去に音楽部でかけてくれていたことを知り好感度アップ。ちょっとずつ加藤さんのことを知っていくうちに、ゼロ一獲千金ゲーム主演の話が飛び込んできた。 

 前述したように喜ぶのも束の間。6月の騒動以降応援し続けるかしばらく悩む。そんな矢先に前述したようにビビットのStrawberry密着特集を見た。ゼロのドラマの合間にリハーサルや夜遅くまで打ち合わせをする加藤さん。また、ロケバスの中で語った「全然平坦な道のりでは無かった。メンバーが減ったりもそうだし、最近も心配させてしまうこともあったので。それでも付いて来てくれるファンには感謝しなきゃいけないと思っています。」という言葉には嘘偽りがないように感じた。BULEのダンスでズッコケる加藤さんを見てなぜだかものすごく愛おしいと思った。そして、この人とNEWSのことを推そうと思った。

 その後夏休みを利用して加藤さんの著書を全作読了。『ピンクとグレー』と『閃光スクランブル』に関しては彼自身が体験してきたであろう、苦悩が登場人物を通して投影されていているのがありありと伝わってきて読んでいて苦しかった。もっと加藤さんのことを知りたいと思い、加藤さんの1万字インタビューが載っている2015年のMyojoを買った。涙が出た。活字を読んで泣いたのは久々だった。彼がどんな思いで小説を書くに至ったか。何の取り柄もない自分を変えたい。自分が小説を書くことでNEWSに還元したい。結果的に山下くん、錦戸くんの脱退前には処女作『ピンクとグレー』発行は間に合わなかった。でも、彼はその後も書き続けた。ここ数年のNEWSの仕事を振り返ると加藤さん原作の本がドラマ化されたり、加藤さんの出演するドラマのタイアップにNEWSの曲が使われたりしていることがわかった。7年前はできなかった、夢でしかなかった彼が小説を書くことでNEWSに還元したいと言うことが実現しているのだ。また、手越さんが加藤さんに仕事取ってきてくれてありがとうと言っている様子を見て胸が熱くなった。小説家、アイドル加藤シゲアキのバックボーンを知りさらに加藤さんの沼にハマっていくのであった。  

 もう一つ加藤さんに惹かれる理由として私も彼に似ている部分が多いというかシンパシーを抱いているからだ。人見知り、多趣味で一個一個に深くハマっていく、運動できない、思ったことを正直に言ってしまうところや色々拗らせているところなど。私に実際に会ったことあるフォロワーさんは少ないが結構面倒臭い人間なのである。だからこそ、同じような性質を持つ加藤さんの思考や行動が気になって観察しているのである。(別に担タレになりたいわけではない)

 

おわりに  

 長々と書いてしまいましたが、熱量は変わるかもしれないけどこれからもNEWS担、加藤担をやっていこうと思います。大好きな友人に趣味でも何でも知らないことを恥ずかしがることはないよ。これから知っていけばいいのだから。という言葉を胸にこれからもおたくとして生きていくので、先輩のNEWS担のみなさまご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!お目汚し失礼しました。