人生は沼だらけ

好きなひとやものなら有り過ぎるほど有るんだ

藤本タツキになれなかった女ー漫画『ルックバック』感想

7月19日月曜日午前零時。藤本タツキ先生の読み切り『ルックバック』が少年ジャンプ+にて公開された。漫画好きサブカルオタクのみならず、各界の著名人や芸能人がこぞって絶賛し、ジャニオタしかいない私のTLでも読む人が大勢現れた。2人の少女の邂逅が彼女たちの運命を変え、ハッピーエンドに終わると思いきや後半の残酷な展開に頭を殴られたような衝撃を受けた。

 

ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+

 

 

 

この作品を読んでまず思ったのは悔しい!!!!!!!

 

天才と称される漫画家先生にただの一般人が悔しいなどという感情を抱くのは烏滸がましいことだと重々承知しているが、本当にふつふつと悔しいという感情が湧いてきたのだ。なぜこんな感情に苛まれたのか、自分なりの解釈を交えながら紐解いていきたいと思う。

 

※注意※

本文にはネタバレが含まれております。未読でネタバレを踏みたくない方は絶対に読まないでください。また、作中に出てくる実際に起きた放火、殺傷事件をモチーフとしたと思われるシーンについても言及しております。事件のことを思うと胸が苦しくなったり、具合が悪くなる方は絶対に読まないでください。

 

 

 

井の中の蛙だった藤野

主人公藤野は某地方都市に住む小学4年生の女の子(多分山形の市町村のどこか)絵が上手く学年新聞に4コマ漫画を載せている。同級生に将来漫画家になれるのではないかとチヤホヤされ、自分が1番絵が上手いと思っている様子。ある時、担任の先生から不登校の京本に4コマ漫画の枠を一枠譲っていいかと提案を受ける。その次の号の学年新聞に載った京本の作品を見て藤野は衝撃を受ける。
小学4年生とは思えない大人びた写実的な絵。まるで初期のピカソのよう。隣に並ぶ作品と比べると藤野って大したことないね等と同級生が口々に言い始める。多分、これが藤野のとって初めての挫折だったのだろう。


実は私も昔は絵を書くのが上手いと大人達から持て囃されていた子供だった。父がかつて画家になりたかったということもあり、家にはスケッチブックや水彩絵の具パステル等の画材道具で溢れていた。休み時間に友達と一輪車やドッジボールをするより、教室で自由帳にポケモンやマンガのキャラクターの模写をするのが好きだった。妹が嵐の櫻井くんを好きになり一緒に見た映画『ハチミツとクローバー』を見たことや、10歳年上のいとこが東北芸術工科大学で建築を学んでいた影響から将来は美術系の大学に行くのもいいなと憧れていた。親も当然そっち方面の道に進むのだろうと思っていた。でも、絵画コンクールに出されたり、学校文集の表紙を飾る絵に選ばれるのはいつも別の子だった。自分が一番上手だと思うのになぜ選ばれないのだろう。疑問と共に胸が痛む。

小学5年生に上がる年スイミング教室を辞めて同じ建物内の絵画教室に通うことにした。その教室にはかつてポスターやコンクール常連だった子が通っていたが、彼が少年野球を始めたので入れ違い。絵画教室に通えばコンクールの絵に選んでもらえるかもしれない。淡い期待を寄せて毎週F8サイズのスケッチブックに絵を描いた。先生は70代くらいの小洒落たおばあちゃんだった。点描画や千切り絵、日本画など小学校の図工では習わない絵を描くことは楽しかった。また、絵の題材になる果物を描いて描き終わったら生徒みんなで食べるのが教室の恒例だった。たまに先生がクロワッサンなど甘いパンを持って来てくれると嬉しかった。(我々のお月謝は画材道具費というより食費に消えた…)

 だが、小学校6年生になっても私の絵は選ばれなかった。物の形を捉えたり、影をつけたりするのも上手になったはずなのに。自分にははぐちゃんみたいな才能はない。自分は竹本くんなのだ。美大に行ったって食っていける人はほんの一握りだし、教員免許を取って先生になりたいわけでもない。諦めよう。私は絵を描くのを辞めた。中学も高校も絵とは無関係の部活に入った。大学では経営学を専攻した。今はアートやクリエイティブといった言葉とは全く無縁の仕事をしている。

 

 

 

・藤野の努力の果てにあったもの

週一で絵を描いていた私と違い藤野は悔しさや嫉妬心をバネに絵の技術を身に付けることにのめり込んでいった。本屋さんで絵画技法の本を買い、ネットでどうしたら絵が上手くなるか調べ毎日学校の休み時間も放課後の時間も全てデッサンに充てていた。藤野が小学校6年生になったある日同級生が絵を描くのを卒業したらと声をかける。付き合いが悪くなったことを咎め、中学に上がってまで絵を描いていたらオタクと思われるしキモいと。小学校高学年にもなると家族で出かけるより、友達と遊ぶ時間が何より楽しく思えるようになる。クラスメイトなりの気遣いだったのだろう。また、今はオタクにも人権があるようになったが平成初期〜中期にかけてはオタク=キモいというのが世の中の印象だった。オタクを理由にいじめに遭っていたというしょこたんの話も有名だ。悲しいことにそれほどオタクのイメージは良くなかったのだ。(だからと言って人をいじめていいという理由にはならない!)

 ある日ぷつんと糸が切れたように藤野は絵を描かなくなる。連載していた4コマ漫画も辞めた。放課後は友達と遊び姉と同じ習い事をするようになる。季節は流れ卒業式の日に転機は訪れる。担任から頼まれ4コマ仲間として京本の家に卒業証書を届けることになった藤野。京本の家に行き彼女の部屋の前で藤野は久々に4コマ漫画を描く。それを拾い見た京本は藤野を追いかけファンであることを告白する。そのシーンを見た時たった一人でも読んでくれる人、見てくれる人、聴いてくれる人がいる限りその人の為に創作を続けるのだという誰かの言葉を思い出した。藤野の画力が上がったのも京本はちゃんと気づいていたのだ。

 

 

私は絵を描くことのほかに諦めたことがもう一つある。それは小説を書くことだ。魔法のiらんどケータイ小説が流行っていた頃ふみコミュという女の子がチャットをしたり掲示板を書いたりできるサイトの中に小説を投稿できるコーナーがあった。たかだか小学生のケータイ小説の真似事だ。自己満足にしか過ぎなかったが、中には読んでくれたりコメントをくれる人もいた。当時はピンとこなかったが、ブログやnoteを書くようになって読者がいるのは嬉しいし力になると気づいた。残念ながら恥ずかしさと父が使うパソコンだった為ふみコミュでの処女作は完結する前に途中で削除した。

また、高校〜大学時代に朝井リョウ先生や羽田圭介先生にハマり私も文学賞に応募してみたいなという気持ちが湧いて来た。綿矢りさ先生や羽田先生が初めて文学賞を獲ったのは高校生の時だったから私も頑張ればいけるかもしれないというバカみたいな発想からだ。だが、応募要項の文字数の多さに気押され結局応募には至らなかった。今考えればショートショートでも短編でもいいから送ればよかった。いきなり文学賞じゃなくても夢小説を書いたりPixivとかに投稿すればよかった。

私と藤野&京本の圧倒的な違いは作品を完成させられなかった点だ。作品を完成させなければ誰かに見てもらったり、評価してもらうこともできない。また、1作でも作品を完成できたことは創作者にとって自信にも繋がり、また挑戦してみようという気にもなる。不格好でも黒歴史になったとしても完成させればよかった。

 

 

・共同制作者であり友達。そして袂を別つ2人

小学校を卒業した2人は藤野キョウというペンネームで漫画を描き始める。初めての読み切り作品が入賞し、2人はそのお金で遊びに行く。山形市の七日町と思われる横断歩道を横切る2人に個人的に懐かしい気持ちが溢れる。ずっと家に引きこもっていた自分を連れ出してくれた藤野に感謝する京本。こんな幸せがずっと続いてくれ。次々と作品を発表する2人、遂に編集部からデビューの声がかかる。だが、京本は美大に進学することを選び藤野1人だけデビューする形に。2人は袂を別つこととなったのだ。

 

 

・そして起こる悲劇

デビュー作がヒットしアニメ化も決まった藤野。一方地元の美大で絵を学ぶ京本。それぞれの場所で頑張る2人に悲劇が起こったのだ。

 

 

 

 

 

※ここから先は前述した通り実際にあった放火、殺傷事件について触れています

 

 

 

 

 

 

大学内に自分の作品を罵倒する声がするなど言う男が押し入り学生を殺傷してしまう事件が起こった。京アニの放火事件や京都精華大学の事件を彷彿とさせる描写だ。その事件で京本が犠牲になり亡くなってしまった。大切な友達であり、共同制作者であり、自分の半身とも言える存在をなくした藤野はショックのあまり休載してしまう。そこでもし自分が京本を部屋から出さなければ彼女は死ななかったのではないかと自分を責める。これ以降の描写を私はタイムリープではなくifルート。存在しない記憶のようなものだと解釈している。

デロリアンや電話レンジが使えるのならば藤野は何度でも過去へタイムリープして京本を助けに行っただろう。でも、卒業式の日直接2人が顔を合わせなくても京本は背景美術に惹かれ美大に進学していただろう。きっとそういう運命なのだ。

 

 

藤本タツキ作品が描く死

ファイアパンチ』『チェンソーマン』を読んだことがある人は藤本タツキ作品は読む人を選ぶ作品だとお分かりだろう。本当に少年誌に載せていいのかと疑いたくなるようなグロテスクで暴力的な描写。頭のぶっ飛んだ行動をとるキャラクター。あっさりと死んでいくキャラクター達。藤本先生はキャラ重視ではなく展開重視で作品を作る人だ。だから、作中のキャラクターも話を面白くするための舞台装置に過ぎない。キャラが死んでしまうとしても意味のある死を遂げる『鋼の錬金術師』育ちの私にとっては衝撃だった。だからこそ『ルックバック』で描かれた京本の死が異様なくらい重くのしかかってきた。

 

 

・我々にとってフィクション、カルチャーとは何か

突然だがあなたは『Dr.STONE』のストーンワールドに生まれたら生きていける自信はあるだろうか。私の答えはNoだ。千空というスーパー科学者がいるとはいえ石器時代レベルの文明下で音楽、映画、漫画、アニメ、小説といったフィクションやカルチャーがなければ生きていけない。『花束みたいな恋をした』の麦くんや絹ちゃんのようにフィクションやカルチャーを摂取しないとダメなのだ。心の豊かさや栄養が損なわれる気がしてならない。
コロナ禍においてエンタメ特に映画や舞台、ライブ音楽は不要不急とされた。女優の橋本愛さんの「私は一本の映画に命を救われました」というスピーチがYouTubeで公開されているが、映画だけでなく一冊の小説や漫画、一本のアニメに命を救われるという経験もあるはずだ。


「現実から逃げた人間は自分の中に自分だけの世界を作る まさに創造的精神活動!」

上記は『映画大好きポンポさん』の劇中のある台詞だ。現実から逃げた人間、現実で満たされなかった人間の孤独を埋めるのはフィクション、カルチャーである。だが、そういった作品を享受する消費者の受け取り方次第でどうにでもなるし、受け取る人間の脆さも孕んでいる。突然素晴らしい人や作品がなくなってしまう恐怖。前途有望なクリエイターが亡くなってしまった現実とフィクションは別物ではなくてどこかで紐付いているはずだ。『ルックバック』はそういった現実とフィクションが切っても切り離せない面を教えてくれた。

 

 

・結局私の悔しいという感情は何に対してのものだったのか

アニメ『輪るピングドラム』においてプリンセス・オブ・ザ・クリスタル様は「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」という台詞を何度も高倉兄弟に告げる。多くの大学生は何者かになるべくリクルートスーツに身を包み何十者と企業にエントリーし自らを売り込む。面接では今まで何を成してきたかという質問がよくされる。私もかつてそのような就活生の一人だった。

 

何者になる=何かを成している人という印象が私の中では強いのだ。

 

大学時代に公認会計士に一発合格し仕事で活躍する友人、突如アイドル声優オーディションを受け見事合格しジブリ作品にも出演したサークルが一緒だったあの子。自分とあまり年が変わらないのにヒット作を飛ばしている藤本タツキ先生。頭では「何を成すかではなく、どう生きるのかが大事」と分かっている。湖を泳ぐ白鳥が水中では必死に足を動かしているように、今華々しく活躍している人も昔は凄い苦労をしたり、努力の結果が実を結んだのだと自分に言い聞かせてもしこりのように残る何とも言い難い感情。結局私は何者にもなれない自分自身に嫉妬していたのだ。

 

もう一点なぜこの作品がこんなにも刺さり悔しくてたまらないのか。それは私のifーあり得たかもしれない姿が藤野であり京本だっかたらだ。あの時絵を描き続けていれば藤野にとっての京本みたいな友達ができたかもしれない。美大に進学できていたかもしれない。努力を続けていれば何かが変わったかもしれない。悔やんだところで現実は何も変わらない。行動を起こしていてもハチクロのはぐちゃんや『ドメスティックな彼女』の夏生のなり損ないにしかなれなかった可能性だって十分にある。何者にもなれない私はきっと作品を作り出す側ではなく消費する側としてこれからも生きていくだろう。

 

 

加藤シゲアキさんと出会って変わった7つのこと

NEWS担をお休みすることにして数ヶ月。時間を置いたらまた応援したくなるかなと思っていたけど、なかなかそういう気にもなれず。3人が音楽番組で歌っている姿も、4人時代の曲を聴いたり円盤を見る気にもなれず。『WORLDISTA』も3人体制で初めて出すシングルも買えなかった。たまにツイッターのNEWS垢を覗いてみたりしたけどNEWSを応援し続けると決めた人々との熱量の差を感じ、担降りすることに決めました。決してNEWSと加藤さんが嫌いになったわけではないです。

そして、加藤さんに感謝の意を込めて加藤さんと出会って変わった7つのことを綴っていこうと思います。

 

①本をよく読むようになった

もともと小学生から本の虫で、両親ともに図書館開けるレベルの読書家ということもあり読書習慣はあったけど、加藤さんに出会ってからよく本を読むようになった。中学〜高校の間はミステリ一辺倒、時々朝井リョウで親からは大学受験に備えて新書を読めと怒られていたくらい読むジャンルが偏っていたけれど、加藤さんと出会ってからは『その悩み哲学者が解決しています』『愛するということ』といった哲学書心理学書から、外国文学『異邦人』SFでは『虐殺器官』etc.色んなジャンルの本を読むようになった。特に2020年はコロナの影響もあり、ディストピア小説を読み漁ることが多かったのでこれらの経験は非常に役に立った。

 

②映画を見る回数が増えた

父が映画好きだったもので映画は好きだったが、加藤さんの影響で見る回数が増えた。レギュラーラジオで加藤さんが見たと言った作品は必ず見たし、学生時代は毎月1回は映画館に足を運んだ。キューブリック作品は少々難解だったが、サブカルの扉を開くことができた(?)   

 

③履修してないジャンルのアニメを見るようになった

高校〜大学1,2年くらいまでは少年マンガ、時々昔見てた懐かしのアニメくらいしか見なかったが、加藤さんの影響で履修してなかったアニメを見るようになった。例えば、シュタインズゲートまどマギ、さらざんまい。シュタゲに関しては、アニメ軽く2周はしてしまったし、伏線回収系のアニメが大好きになってしまった。あと、余談だがMステ階段降りがあった頃シュタゲのオカリンのポーズとってた加藤さんがとても愛おしく思えた。

 

④聴く音楽の幅が広がった

ジャニーズを除けば椎名林檎東京事変時々アニソン、Perfumeしか聴かなかった私。加藤さんがシゲ部の中の音楽部のコーナーで流す楽曲をもっと知りたいと思い放送後にサブスクで聴き漁った。バンド系からHIP HOP系、洋楽邦楽などオンエアされる曲はジャンルレスだった。また、今年のグラミー賞どうなるんだろうなとワクワクしたり、ジャニーズ以外のアーティストのCDを予約したりライブに行くのが楽しくなった。特にシゲ部きっかけで好きになったヨルシカは毎回アルバムを購入するようになったし、2019年には緑黄色社会のライブに行けて本当に良かった。

 

⑤香水に詳しくなった

もともと香水はそんなに興味がなかったけれど、加藤さんの著書に香水が時折登場したので気になって調べるようになった。また、2019年ごろに加藤さんが読んだと言っていた朝吹真理子さんの『TIMELESS』を読んでちょっとずつ香水のサンプルを取り寄せたり香料についての本を読むようになった。お陰で LUSHの香水オタクのお姉さんと香水トークできるくらいには詳しくなった。あと、フォロワーさんにめちゃくちゃいい香りのチュベローズの香水教えてもらった。余談ですが、ご本人が愛用している香水も某著書に登場するのでご存知ない方は是非読んで見て下さい。

 

⑥緑の物を身につけることが増えた

本名が緑っぽい名前なものでそれにちなんで緑の物を持ってると思われるのが嫌で、それまで緑の物をあまり持っていなかった。(自意識過剰)だが、EPCOTIA ENCORE以降化粧品や小物など緑のものが増えていった。緑も案外悪くはないなと思えるようになった。

 

⑦文章を書くことが好きになった

学生の頃から読書感想文で入賞したり学年代表に選ばれるのはいつも妹だったので、自分は文才がないとずっと思ってた。アルバイトでたまたまコラムを書く機会がありバイト仲間に評判だったり、大学4年の就活時にキャリアセンターの方からESの文章上手いですねと言われた経験から(もうちょっと早く気付いてたら就活出版社とかに挑戦したかったよ!)自分って文章書くの上手いのかと気づいた。おたくになってからはライブや楽曲の感想を綴ったブログとかnoteの文章をフォロワーさんに褒められ前より文章を書くことが好きになった。

 

最後に

以上7つの点が加藤さんと出会って変わった点です。他にも挙げればキリがないけどこんなに自分に影響を与えてくれた人は他にはいないと思います。あと、吉川英治文学新人賞受賞おめでとう!直木賞は残念だったけど、10年続けてきたことが周りに認められ評価されたこと本当に嬉しく思います。個人的にはSFとか読んだ後苦しくなる作品読んでみたいな。あなたの紡ぐ文章をこれからも愛しています。加藤さんの未来に幸あれ!

 

 

NEWS担をお休みすることにした話

メインに使っていたTwitterのオタ垢兼趣味垢をログアウトしてから3週間近く経ちました。
最初は目に入れたくない情報をシャットアウトする為だけにログアウトしていました。

ですが、段々と手越くんの顔を見ると胸がチクっとするようになり、NEWSが載っている雑誌を買わなくなったり、NEWSの曲が聴けなくなり、毎週楽しみにしていた自担のラジオすら聴かなくなりました。私事ですが、先月末誕生日でNEWSからバースデーカードが届いたもののまだ封を切っていません。

その間自分の機嫌は自分でとろうとコスメとか二次元とか他の趣味に走っていました。怒りに満ちたツイートや憶測がひとり歩きしている様子を見ないで過ごすことはとても快適でした。

そして、次第にNEWS関連から距離を置きたいと思うようになりしばらくNEWS担をお休みすることにしました。

 

実は2019年は担降りをするかすごく迷った1年でした。心の底から応援したいというグループと自担ができ、彼等を絶対デビューさせたいと強く後押しする熱いファンの方々。個人でもグループでも次々と決まる仕事。グループが大きくなっていくのが手に取るようにわかり応援するのがとても楽しかったです。

でもやっぱりNEWSと加藤さんが好きだし現場で会ってみたいフォロワーさんやお友達もいるし、20周年くらいまではファンでいようかなと思っていた矢先にコロナでライブや舞台が中止になり追い打ちをかけるように手越くんの活動自粛。決定打となった退所。

今までも週刊誌や俗に言う情報垢と呼ばれる人たちが手越くんに関する良からぬ情報を流しても公式発表じゃないしと無視し続けてきました。でも、今回のことは事実でした。

怒りとか失望とか色んな感情が湧いてきた。自分の気持ちや考えを整理するために手越くんやNEWSに対して思うことを書いていこうと思います。

 

 

①手越くんの行ったことについて

政府から緊急事態宣言が発令され、コロナにならないためにも大切な人を守るためにも家にいよう。三密を避けよう。手洗いうがいをしっかりしよう。といったことがメディアや政府から呼びかけられた。楽しみにいていたライブや舞台がなくなってつらかったけど、まっすーはほぼ毎日個人ブログを更新してくれたし、小山くん宅のみるくちゃんの動画を見て癒されたり、加藤さんのエッセイ読んだりして過ごしてた。3人とも自分の特技を活かしてSmile up Projectの動画をアップしてくれて手越くんは何してくれるかなと思ってた矢先に起きた報道と活動休止。

最初に思ったことはどうして危険を冒してまで外出したのか。オンライン飲み会じゃダメだったのか。どうして、どうして…。言葉にならない怒りと失望に支配されそうになった。

法を犯したわけではないし、手越くんを法的に罰することはできない。でも、事務所を挙げてコロナに立ち向かおうとプロジェクトを推進している中軽率な行動をした手越くんのことをペナルティとしてプロジェクトから外すのは当然のことだと思う。ファンとしてはすごく残念だったけど。
ただ釈然としないのは手越くん本人からのコメントや謝罪が一切ないことだ。他のメンバー3人がラジオや個人ブログで謝罪する中、手越くんからのコメントや謝罪の言葉はなかった。グループであるから連帯責任で謝る必要があったのかもしれないけど、何もしてない他の3人が謝罪している姿を見るのはとてもつらかった。

 

②手越くん脱退&退所について

何故このタイミングなのか?STORYのツアー完走するまで待てなかったのか。何よりも謝罪や別れの挨拶なしに、尻拭いはメンバーに任せてファンの気持ちを置いてけぼりにしたまま退所したことが理解できない。そしてしれっとTwitter開始してるのも理解できない。切り替え早すぎておたくついていけない。

私は週刊誌やネットニュースで何と言われようが、ステージ上でアイドルとしてパフォーマンスする手越くんが大好きだった。ジャニーズの他にも色んなアーティストのライブに足を運んだけどテゴマス以上に歌が上手い人はいないと思う。でも、アイドルじゃなくなった手越くんには興味ないしもう応援できない気がする。ジャニーズにいてはできないこと。他にやりたいことができて退所するなら快く送り出すし、応援する。だけど、この退所の仕方はおかしいと思う。事実はわからないけど、もし気に食わないことがあって素直に謝らずへそ曲げてそのまま勢いで事務所をやめてしまったのなら、彼はまた同じようなことがあった時どうするのだろうか。立つ鳥跡を濁さずじゃないけど、どうしても辞めるなら自分の後始末はきちんとしてほしかった。

 

③ファンの言動について

手越くんの活動休止が発表されてからも、手越くんにファンレターを書いたりCLOVER PLOJECTを企画したりと素晴らしいファンの方々がいる一方で一部のファンの言動が気になった。それは事実か嘘か確認がとれてない段階で騒ぎ立てる方々だ。NEWS担してると本当に色んなことがありましたよね。有る事無い事ネットニュースに書かれたり、週刊誌に書かれたり。大好きな人のことが記事に載ってたら気になって見たくなる気持ちもわかる。でも、確証が無い段階で騒ぎ立てるのはやめよう。メディアリテラシーなんて言葉があるけど、ソース元はどこにあるのか。自分が今SNSに載せようとしていることは本当に正しいのか。この機会に今一度考え直してほしい。ゴシップ記事とPV数などの詳しいことは下の記事によくまとまっているので目を通してほしい。

jumble-cabinet.com

 

④これからのNEWSについて
今は3人のメンタルが心配です。FC動画3人とも目がうるうるしてたし、まっすーに関しては挨拶の声が震えていたし。手越くん脱退の一報を聞いたときショックで言葉が出なかったけど、真っ先に思ったことはもう二度と単独コンサートでまっすーの憧れのドームに立たせてあげれないんじゃないか。ましてや5大ドームツアーをする日も冠番組を頂く機会も遠のいてしまったのでは。次から次へと悪い妄想ばかりしてしまった。9人から8人になった時、8人から6人になった時、6人から4人になった時よりも今置かれている状況はとても厳しいように思える。3人になってもグループを守り活動していく覚悟を決めた3人を応援したい気持ちはあるけど、4人のNEWSが大好きだったから3人でのパフォーマンスを今は見れる気がしない。ライブでも音楽番組でももういない彼の姿を探してしまう気がする。

 

⑤アイドルを応援することについて

推しバンドが活動休止したり、解散は経験したけど脱退は初体験だったので未だに心の整理がつかない。妹が2ヶ月前まで欅坂46のオタクをしていて、1月23日の報道を受けて憔悴しきっている様子を見てこれはただ事ではないなと悟った。妹から「もし北斗くんがSixTONESを辞めてもSixTONESのこと応援できる?」と聞かれたとき「ジェシーがいる限り北斗くんはSixTONESを辞めないと思うよ」と答えたけど、何て返すのが正解だったのだろう。ましてやNEWSに置き換えて考えたことはなかった。結局妹は推しメンのなーこちゃんが卒業するのと同時に欅坂のオタクを卒業した。今はソロ活動始めたなーこちゃんを始め生駒ちゃんやNMBを推し永らえて楽しく生きているそう。

私はどうすればいいのだろう。NEWSは箱推しというより、加藤さん単推しみたいなところがあるからメディアとか全員分無理して追わなかったし。担降りしても小説家加藤シゲアキのことはずっと好きでいるんだろうなと漠然と思っていたけど、3人のNEWSを愛せるのだろうか。先月手越くん活動休止の一報が出てから、ぷつんと糸が切れたように番組に要望を送ったりハガキを書いたりファンレターを書く事が出来なくなった。3人になって今まで以上に要望やハガキ活動が大事になってくるだろう。でも、気力が起きないのだ。こういう時こそファンが頑張らなくちゃいけないのに。申し訳ないけど、私はとりあえず距離を置くことにした。

 

私は今までアイドルとファンの関係を難しく考えすぎていた。自担や推しにこうあってほしいと思うことは自らの偶像を押し付けることじゃないのか。その理想像から外れた時裏切られたと思い怒るのは勝手なことではないか。と思っていた。そんな時に宇多田ヒカルさんがヒカルパイセンに聞けという企画で「自分のイメージをだれかと共有するときにこうすると上手く共有できるというコツはあるんすか?」というファンからの質問にこう答えていた。


自分と相手を隔てるものは肉体だけだから、自分がイメージをしっかり持ってれば相手に伝わると思ってるぜ。
音楽製作の現場で、音を言葉で説明しなきゃいけないことがよくあるんだけど、「もっと濡れた感じ」とか「ザラザラした音」とか「ここのコードのテンション痛くていいね」とか、感触で表現することが多いぜ。

この回答を見た時何かがひらけた気がした。そうか、アイドルとファンといえど人間と人間なんだ。次からは自担や推しに対して嫌だと思ったこと、疑問に思ったこと、怒りを覚えたことは手紙やハガキに書いて送ろうと思った。言葉のナイフで傷つけない程度に。今回はできなかったけど。
また、こんな時に思い出すのは加藤さんがエッセイで書いていた「好きになりすぎないこと」だ。

好きになりすぎるからこそ、このような事が起こった時に裏切れらたと思ったり怒り狂ったりするのではないのだろうか。
私は今回の件で担降りしようとする人達を薄情だとは思わないし、止めない。でも、できれば負の感情に支配されたままになって欲しくない。この世には色んなエンタメや沼、楽しいコンテンツが沢山ある。しばらくはそういう気持ちにはなれないかもしれないけど、亡霊になったりせずNEWS担を辞めても幸せに生きてほしい。

 

おわりに

しばらくはオタ垢をログアウトしてNEWSから距離を置こうと思います。ただ、STORYのツアーは交換予定の方と返金しないと約束したし、まっすーのミュージカルチケットご用意されたら行くつもりだし担降りファン卒はしないと思います。また戻ってくるのでどうかそれまでお元気で。

 

松村北斗くんに聴いてほしい曲

自担である松村北斗くんにぜひとも聴いてほしい曲・アーティストをまとめました。

ここ1、2年で北斗くんが雑誌などでよく聴くと公言しているアーティスト、ラジオでリクエストしたアーティストは以下の通り。ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに。菅田将暉、坂口有望、あいみょん、きのこ帝国、欅坂46。あとは同じ事務所の先輩グループ。(抜け漏れがあったらすみません) 傾向として邦楽。その中でもボカロ系、女性シンガーソングライター、情景が浮かぶ美しい日本語の歌詞を紡ぐアーティストを好んで聴いているような気がします。それを踏まえておすすめしたいアーティストを紹介します。

 

1.椎名林檎/東京事変

いきなり推しアーティスト・バンドかよ〜〜って思われた方すみません。いや、本当に最高なんです。どんな言葉で表しても陳腐に聞こえてしまうかもしれないけど、最高ポイントは高い音楽性。純文学のような美しい日本語の歌詞。唯一無二の世界観。曲の分数や曲順のシンメトリー等とことんこだわりが詰まったコンセプチュアルなアルバム。映画のようなMV。愛だの恋だの歌いすぎないところ。生きづらさを抱えている人にそっと寄り添ってくれるところなどなど。耳にたこができるくらい言ってるけど、北斗くんと椎名林檎の世界観の親和性が高いのでぜひとも聴いてほしい。10の秘密でジャズピアニスト役を演じてたし、ジャズ系の曲に興味持ってくれたら嬉しいな。ジャニーズだとSexy Zone佐藤勝利くんが好きと公言していたのでコロナ収まったらCD貸してもらってください。

 

◎おすすめ曲

・野性の同盟

2016年の風are you?のJr.コーナーでNEWSの「内容の無い手紙」を歌い愛読書が湊かなえの『往復書簡』な北斗くん。北斗くんと手紙の親和性の高さから選んだのは柴咲コウさんへの楽曲提供曲「野性の同盟」柴咲さんは「旧友から突然届いた手紙を訥々と音読するかのように発声して欲しい」という林檎さんから受けたそう。そんな僕と君の関係性に想いを馳せながら聴いてほしい。

 


柴咲コウ - 野性の同盟

 

野性の同盟

野性の同盟

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・透明人間

事変初心者におすすめの曲。平井堅やJUJUの楽曲を多く作ったり、ジャニーズの楽曲制作にも時折携わっている亀田誠治さん作曲の曲。亀田さんが作る曲はイントロがワクワクするし、ザ・J-POPって感じの曲。二人セゾンが好きな北斗くんなら絶対好きだと思う。

 

透明人間

透明人間

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・うるうるうるう

4月8日に8年ぶりに発売されたミニアルバム『ニュース』収録されている曲。ピアノ担当の伊澤一葉さんが作曲。こんなかわいらしい曲のタイトルからは想像できないお洒落で大人な感じがする曲。小洒落たレストランやバーのBGMとして流れてそう。うまく言えないけど心の琴線に触れるような曲。

 

うるうるうるう

うるうるうるう

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2.椿屋四重奏

事変好きならこれも好きだと思うよと某知人におすすめしてもらった椿屋四重奏。事変みのあるお洒落なバンドサウンドにVo.中田裕二さんの甘く艶のある歌声がたまらない。バンドは2011年に惜しまれつつも解散してしまったけれど、中田さんはソロで活動を続けているそう。

 

◎おすすめ曲

・シンデレラ

恋愛ドラマのタイアップに使われていてもおかしくない一曲。ピアノとギターのサウンドが印象的。あとは中田さんの艶のある歌声と切なさがたまらない。歌詞の解釈が難解で聴くものの想像力を掻き立てること間違いなし。


椿屋四重奏 - シンデレラ

 

 

3.ペトロール

東京事変のギターや星野源のサポートメンバーを務める浮雲さん(長岡亮介さん)を中心としたスリーピースバンド。「長く短い祭」の忘るまじおじさんと言ったほうがわかりやすいだろうか。長岡さんのセクシーな歌声と洗練されたサウンドが特徴のバンド。ペトロールズは今年で結成15年だがサブスク解禁はしておらず、CDも会場限定盤のみのものもあったりとなかなかCDショップでは見かけないアーティストだ。

 

◎おすすめ曲

・雨

トロールズを聴くならこの曲を聴かないと始まらない。ロックサウンドなのに哀愁漂う曲。雨の日になると必ず聴きたくなる。そして何と言っても歌詞の美しさ!サビの逢いたい気持ちを雨に例えているんだけど長岡さんの声と相まって更に切なく聞こえる。


Nagaoka Ryosuke(PETROLZ) / "雨" - SLEEPERS FILM

 

 

4.エレファントカシマシ

みんなVo.の宮本さんのこと「獣ゆく細道で」髪の毛を掻き乱しながら暴れまわるヤバイおじさんだと思ってない??エレカシファンの方からあれが通常運転だと伺ったときは絶句したけど、宮本さんって凄い方なんですよ。力強い歌声もさることながら、魂を震わせるような熱い歌詞を書く。純文学や哲学書が愛読書な宮本さんが紡ぐ歌詞はまるで国語の教科書の文章のよう。北斗くんのお父さんが何歳かは存じ上げませんが、もしお父さんがエレカシ世代だったらオススメの曲を教えてもらってください。

 

 ◎おすすめ曲

・悲しみの果て

悲しみから立ち直るヒーローの物語のような曲。「悲しみの果てに何があるかなんて俺は知らない」から始まる歌は悲壮感に溢れているように見えるがそんなことはない。ギターと宮本さんの優しく力強い歌声が聴く人の胸を打ち聴き終わった頃には立ち直っているはず。あと何と言っても歌詞だけ見たら国語の教科書に載っていてもおかしくない。

悲しみの果て

悲しみの果て

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・翳りゆく部屋

荒井由実時代最後の曲をエレカシがカバー。男女の悲しい別れの曲だけど、宮本さんが歌うと悲しさと強さが同居している。個人的には宮本さんのが行の鼻濁音が綺麗で好き。

翳りゆく部屋

翳りゆく部屋

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5.緑黄色社会

シブヤノオトで共演していた緑黄色社会。通称リョクシャカ。ヒロアカやドラマ『G線上のあなたと私』のタイアップなどでグングン地名度を上げているリョクシャカ。Vo.長屋晴子さんの力強くも透き通っている歌声が何とも美しい。そして、ストレートで聴いている人の心を打つ歌詞が魅力。

 

おすすめ曲

・想い人

実は昨年行われた緑黄色社会のワンマンツアーリョクシャ化計画2019にお邪魔してきまして、そのアンコールで歌われた曲。 Vo.長屋さん曰く“人を思いやる気持ち”を題材とした曲。この曲を聴き終わったあとはきっと胸の奥がじんわりとあたたかくなっているか目に涙を浮かべていることでしょう。

www.youtube.com

 

・それなりの生活

社会人1年目のつらい時しんどい時に聴きまくっていた曲。アイドルは人に夢を与える仕事だけど、北斗くんも人間だし仕事行きたくないなしんどいなって思う時があるかもしれない。そんな時にそっと寄り添って背中をさすってくれるような曲。

それなりの生活

それなりの生活

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6.Aimer

 独特の深みと透明感が合わさったハスキーボイスの歌声が特徴的なAimer。よくアニメのタイアップをしているイメージがあり、作品の世界観や登場人物の気持ちを巧みに表現している。Aimerの曲は目を閉じて聴くと情景が浮かぶ。

 

◎おすすめ曲

・茜さす

 『夏目友人帳 伍』のエンディングテーマ。壮大で扇情的なバラードで秋の夕暮れ時にぴったりな曲。切ないけれどノスタルジックな雰囲気が漂う。MVも本当に美しいので見てほしい。

茜さす

茜さす

  • Aimer
  • J-Pop
  • ¥255
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・六等星の夜

 アニメ『NO.6』のエンディングテーマ。原作はあさのあつこ先生の大人気SF小説。私は小学校6年生の頃にどハマりして一気読みしたけど北斗くんは読んだことあるかな。イントロのピアノの夜が星降る夜みたいで綺麗。寝る前に聴くのをおすすめしたい。

六等星の夜

六等星の夜

  • Aimer
  • ポップ
  • ¥255
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7.吉澤嘉代子

女の子が大切にしているものを集めて宝箱に入れたような嘉代子ちゃんの曲の良さが北斗くんにわかるか?と聞かれたら不明だけど、坂口有望さんが好きならきっと好きなはず。俗に妄想系と言われる嘉代子ちゃんワールドに北斗くんがどこまでついてこられるかが肝だ。

 

◎おすすめ曲 

・アボカド

嘉代子ちゃんワールド全開とまではいかないけれど、ポップでかわいらしい曲。北斗くんの中にある女の子=こういうものって概念を一度ぶち壊してもらいたい。「私の恋を決めつけて」ってフレーズにはキュンとしちゃうよね。あと何と言っても伊澤さんのセクシーなコーラスが最高!

アボカド feat.伊澤一葉

アボカド feat.伊澤一葉

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8.関取花

坂口有望さんが好きならこの人も好きだろうパート2。凛として伸びやかな声とどこか童謡を思わせるようなメロディが特徴。おすすめ曲には入れなかったけど、行列のできる法律相談所で紹介された「別に」は公然の場でいちゃつくカップルの様子を描いた曲でポップな曲調なのに独特の皮肉めいた歌詞がおもしろい。

 

 ◎おすすめ曲

・君の住む街

メジャーデビューシングルの表題曲。関取さんの透き通った声が突き抜ける爽快感溢れる曲。

歌詞を見てもらえればわかると思うけど、恋の胸の高まりを歌っている。MV見てると自然と少年の恋を応援したくなる。


関取花 君の住む街

 

 

・もしも僕に

 今までの関取花とは毛色が違った曲。「もしも僕に子供ができたら」から始まるこの歌は大人の自分が未来の我が子に向けて歌った曲のよう。大人になるってどういうことか。共感できる部分が多い曲である。


関取花 もしも僕に

 

 

9.ラストアイドル

北斗くんが欅坂46よく聴いていると知った時に好意的に思った人もいればそうでない人もいたし、男性アイドルに女性アイドルの曲すすめるのはいかがなものなのかと思ったけど、北斗くんがお家でひっそり聴く分には大丈夫だろうと思い選定。

 

◎おすすめ曲

サイレントマジョリティー」「僕たちの戦争」「不協和音」の作曲で知られるバグベアさんが作曲した2曲。「愛を知る」は秋元康作詞で歌詞だけ見ると欅坂46に宛てがったものみたいだが、曲調はAKB48を思わせるような感じ。「愛しか武器がない」は欅坂みを感じる曲。サイマジョ路線好きな人は絶対好きだと思う。

 

・愛を知る


【MV】ラストアイドル「愛を知る」【2020.4.15 Release】

 

・愛しか武器がない


ラストアイドル「愛しか武器がない」MV【映画『がっこうぐらし!』主題歌】

 

 

最後に

以上が北斗くんに聴いてほしい曲・アーティストでした。楽理に対する知識が少なく至らないところも多々あると思いますが、大目に見てやってください。暖かい目で見てもらえると嬉しいです。最後にエゴサしてるであろう北斗くん、好きな曲は見つかりましたかー??

 

 

 

 

 

 

 

 

SixTONESに歌ってほしい椎名林檎の曲

先日ジャニーズウェブの個人連載きょもきょも美術館で京本大我くんが自身がcover liveやることを想定して妄想のセットリストを発表しました。その名も「京本大我 リモート妄想cover Live 2020」なんとその一曲めに我等が椎名林檎のNIPPONが入っている!ツイッターで検索をかけたところ、SixTONES×椎名林檎および東京事変を求める声がちらほら見られたので、独断と偏見により歌ってほしい曲を選定しました。6人全員で歌うことを想定したグループ編、メンバーそれぞれがソロで歌うソロ編、個人的に見てみたいコンビのユニット編に分けて選曲しました。

 

目次 

 

グループ編

Imitation Rainのようなロックバラード、この星のHIKARIのような王道アイドルソングからRAM-PAM-PAMのような洋楽チックな曲まで割と幅広いジャンルの曲を取り揃えているけど、唯一ジャズっぽい曲はないSixTONES。ジャズ系の曲を歌わそうと思ったけどキーが高くて諦めた。ジャズっぽくはないけど選んだのはこの曲。

 

「青春の瞬き」

林檎さんのセルフカバーのイメージが強いですが、元々は栗山千明さんに楽曲提供した曲です。林檎さん曰く栗山さんがまさに少女から大人になろうとしていた、あの美しい季節を彩りたくて書き下ろした曲だそう。ジャニーズ特にJr.の子達は少年から大人になる時期特有の美しさがある。映画少年たちの「子供は大人になれるけど、大人は決して子供に戻れない。だからこの想いを、時計を止めて…。」に通ずるものを感じる。歌割も考えてみたけど、途中で挫折したのでどなたか妄想力想像力豊かな方歌割お願いします!


椎名林檎 - 青春の瞬き

 

 

 

ソロ編

 
ジェシー

「茜さす 帰路照らされど…」

ジェシーの月のような美しい歌声にマッチするのは何だろうと考え抜いた末に選んだのがこの曲。少し寂しげな夕暮れを思わせる曲。「夕暮れには切な過ぎる 涙を誘い出しているの?」ジェシーのあの声で歌われたらより切なさが倍増しそう。

 

茜さす 帰路照らされど…

茜さす 帰路照らされど…

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「JL005便で」

ジェシーに歌ってもらうなら歌詞が全部英語の曲がいいのではないかと思い選定。 タイトルの「JL005便」は東京国際空港ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)を結ぶ就航便の名称で、アメリカに所縁のあるジェシーにぴったりな気がする。ラスベガス行きじゃないけど気にしない(笑)思いっきりバラードで歌詞の I をジェシー置き換えて考えるとしんどいです。JAPONICA STYLEの和訳終わって暇な人は和訳してみてください。

 

JL005便で

JL005便で

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京本大我

「眩暈」

自身が作曲したソロ曲や好きな楽曲の印象から暗い系の曲がいいんじゃないかということで選定。ミディアムテンポで美しいメロディと独特の雰囲気が特徴的な曲。アコースティックギターで弾き語りもいいかもしれない。「あたしがこんなメロディを口ずさむのはさてどうしてでしょう?」など語りかけるパートを気怠そうな声で歌っているきょもの姿が想像できます。

 

眩暈

眩暈

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「人生は夢だらけ」

きょもと言えばミュージカル!ということで選定。「ときめいたり傷ついたり慌ててばっかり」の後にはちゃんと「はぁ」とため息をついてMVを忠実に再現してほしい。あと「この人生は夢だらけ〜〜〜〜♪」のビブラートがすごいと思う。ライブで歌ってもらうならシンプルな衣装で演奏はピアノのみ照明はピンスポで。


椎名林檎 – 人生は夢だらけ

 

 

 

松村北斗

自担ゆえに北斗くんに歌ってほしい曲がありすぎて絞るのが難しかった。「警告」も「走れゎナンバー」も「野性の同盟」も捨てがたいけど選んだのはこの2曲。

「浴室」

椎名林檎松村北斗のコラボを望む人ならば誰もがこの曲を選ぶであろう。何と言っても「云ったでしょ俺を殺して」を北斗くんに歌ってほしい。歌っている姿を想像するだけでゾクゾクするし、万万が一歌ってくれたら死ぬ。あと、余談ですがとある愛好家さんが「長く短い祭」MVの浴室でヒロインに撲殺された男性と「浴室」の男性は繋がっているんじゃないか説を提唱していました。 


椎名林檎- 浴室 from 真空地帯

薄ら氷心中

 椎名林檎というより林原めぐみさんの曲だけど、北斗くんと言えば心中ということで選定。林原さんの持つ艶やかさと『昭和元禄落語心中』の物語に真っ向から対峙しているような旋律が特徴的な1曲。北斗くんの持つ艶やかな色気がパフォーマンスで最も発揮されるであろう。「分かんないの。仕合せつて何」のところは悶え苦しみながら歌ってほしい。

 

薄ら氷心中

薄ら氷心中

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薄ら氷心中

薄ら氷心中

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髙地優吾

「ジユーダム」

チェンエラのソロコーナー「Magical song」や少クラの歌のおにいさんカバーの印象から明るくてポップな曲がいいのではないかと思い選定。冒頭の「お早う 下ろし立てのときをどうしようか」と高地くんに歌われたら絶対起きるし、目覚ましボイスにする(おい) 「わーい」のところは思いっきりあざとく歌ってほしい。

 

ジユーダム

ジユーダム

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森本慎太郎

慎ちゃんの甘い歌声を最大限活かせる曲は何だろうかと考え抜いた結果辿りついたのがこの曲。椎名林檎の曲というより正しくは椎名林檎が楽曲提供したTOKIOSMAPの曲。

「雨傘」

慎ちゃんの「待って」ってから始まるの最高すぎません?慎ちゃんに呼び止められたい。風 is Iで風磨くんの後ろでドラム叩いてる慎ちゃんもカッコいいけどボーカル慎ちゃんも絶対かっこいいだろうなと密かに思っていた。サビの「思い起こせ命〜♪」や「濡れて帰れよ」の部分もきっとパワフルに歌ってくれるであろう。

雨傘/あきれるくらい 僕らは願おう

雨傘/あきれるくらい 僕らは願おう

  • アーティスト:TOKIO
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: CD

 

「真夏の脱獄者」

ワイルドさとセクシーさを併せ持つ慎ちゃんにぴったりなこの曲。Aメロ稲垣さんパート「世界中のどんな牢獄より狭い檻に場所に囚われている 危険な大勝負と知りつつこの檻を突破したい」慎ちゃんが歌っている姿が容易に想像できる。あとBメロ木村さんパートの「おいで」って慎ちゃんに呼ばれたい。 

 

 

真夏の脱獄者

真夏の脱獄者

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田中樹

「虚言症」

田中樹と椎名林檎の親和性が見つからず選定するのに苦労した。だって樹くんって98年デビューの女性歌手なら椎名林檎宇多田ヒカルじゃなくてあゆとか安室ちゃん派でしょ?(偏見)

選曲理由を説明する前に「虚言症」がどういう経緯でできた曲なのか説明しよう。この曲は林檎さんが福岡に住んでいた当時新聞に載っていた「線路上に寝転んで自殺した少女」に宛てて書いた曲である。最初のタイトルは『大丈夫』だったけど、「こんなの偽善だ、虚言だ!」となり『虚言症』になったそう。

 

「いま君の為に歌うことだって出来る」
「あたしは何時もボロボロで生きる」
「無理矢理に繕ってみたりしないで大丈夫」
「あたしはいつも君を想っているのに」

 

こんな歌詞のフレーズを見ていると、いつかのラジオのお悩みメールに対し「乗り越えられない試練は神が与えたものではないので乗り越えなくていい」と答えていた樹くんの声が思い出された。きっと彼が歌う「虚言症」は多くの人の背中を押すだろう。歌わなくてもいつかラジオで流してくれたら嬉しいな。

 

 

虚言症

虚言症

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ユニット編 

京ジェ

「丸の内サディスティック」

 グループでも突出して歌が上手い2人のセッションを見てみたいという理由で選定。Wギターでセッションしてもいいし、どんな風にフェイクや遊びを入れたりハモるのかなと想像するだけで楽しい。1番は2人で日本語で歌って2番はジェシーメインで英語ver.にしてきょもがギター弾きながらフェイクやハモり入れていくのもいいかもしれない。

 

丸ノ内サディスティック

丸ノ内サディスティック

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丸ノ内サディスティック

丸ノ内サディスティック

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ほくじゅり

「流行」

樹くんにはやっぱりラップ詞がある曲を歌って欲しいなと思い選定。椎名林檎の曲でラップ調の曲あるの?と思ったそこのアナタ!実はあるんですよ。RHYMESTERMummy-Dさんとのコラボ曲。完全なるラップの曲ではないけれど、Dさんの書いたラップ詞がお洒落で素敵だし、何よりDさんの声がセクシー。林檎さんのパートは誰に歌ってもらおうか迷ったけど、北斗くん。20代の今よりも、大人の色気漂う30代になったほくじゅりで聴いてみたい。


椎名林檎 - 流行

 

 おわりに

以上がSixTONESに歌ってほしい椎名林檎の曲でした。みなさん如何でしたか?

いつか、SixTONES椎名林檎がコラボしたり楽曲提供してもらう日がくるといいですね。

またやる気と機会があったら東京事変編もやってみたいと思います。

 

 

加藤シゲアキ作家デビュー8周年に寄せて

加藤さん作家デビュー8周年おめでとう!

本当なら10周年とかキリのいい数字の年に書けばいいのだろうけど、加藤さんが文壇デビューした年齢24歳と今の私が23歳。小説を書き始めた頃の加藤さんと歳の近い今、自分の武器は何か。自分には何ができるのか。自分の存在意義は何か等々8年前の加藤さんと同じように悩んだりしている。はっきりこれだ!という答えは見つかっていないけど、なんとか生きてるよ!若い頃の加藤さんもこんな感じだったのかなぁと加藤さんに思いを馳せながらつらつらと加藤さんの作家としての軌跡を書いていこうと思う。

 

 

2011年

NEWSがまだ6人だった頃グループを守るために小説を書き始めた加藤さん。でも、山下君と山下くんと錦戸くんの脱退までに本を出すことができなかった。

「小説を書くことで2人を繋ぎとめたいと願っていたけど、間に合わなかった」

2015年のMyojo1万字インタビューで語られたその言葉は、とても切なかった。

 

加藤さんが小説を書くに至った理由は他にもある。

ジャニーズ webでの連載吾輩はシゲであるやMyojoの青い独り言がファンに好評であったため、面白がってくれる人がいるなら書いてみようと思ったこと。

釣り友達の大野くんが個展を開いたこと。それに対して後に加藤さんが大野くんのおかげでと感謝の気持ちを伝えたら、「俺は何にもしてない。だから言うな」って言われたそう。何もしてないって言うあたりがとても大野くんらしいけど、きっと加藤さんには大きな支えになっていたと思う。

昔二宮くんが仕事がそんなになかった頃、事務所に「仕事くれ」と言いに行きそれで受けたオーディションが「硫黄島からの手紙」だったこと。その話に触発されて、事務所に仕事くださいと言いに行ったものの「あなたに何ができるの?」と言われ「多角的な思考ができます…」と抽象的なことしか言えなかった加藤さん。きっと、めちゃくちゃ悔しかったろうね。

私も入社して2ヶ月くらい経って配属のことや仕事のことで人事の人と面談した時、今のあなたに何ができるの?あなたを会社に縛り付けるつもりはないけど、自分に箔つけてから転職しないと給与も落ちるのよ。と厳しいことを言われた時すごく打ちのめされたし、加藤さんもこんな気持ちだったのかなぁと思った。

 

2012年1月28日

デビュー作『ピンクとグレー』を発表 

それに合わせてたくさんの方に親しんでもらえるというように名前を加藤成亮から加藤シゲアキに変えた。アイドルが書いた小説ということで、世間から色眼鏡で見られ感想を聞くのが怖かったという加藤さん。でも、思ったよりも反応がよくて「お前が思うより世界は優しい」と思ったそう。単行本の帯には石田衣良さんからの推薦文が寄せられた。


この本はジャニーズの誰かが描いた芸能界の裏側ではなく、
才能あるひとりの青年が全力で書いた”リアル”だ。

この帯の推薦文の意味を私はすぐには理解できなかった。昨年のRIDE ON TIMEで『大造じいさんと雁』の読者感想画の話を聞くまでは。そこで、ああこの人は本を書くために生まれてきたのだなぁと思った。

また、一般的に「処女作ほど自己投影されやすい」と聞くが、その言葉の通りごっちとりばちゃんが加藤さんを投影しているように思えて読み進めるのが辛かった。白木蓮吾として大成し仕事が増えていくごっちと、もらえる仕事はバーターばかりで次第に仕事がなくなっていくりばちゃん。これは加藤さんの実体験なのだろうなぁと思ったりした。

 

2013年

閃光スクランブル』を発表

人気アイドルグループMORSに所属する亜希子とパパラッチカメラマン巧の逃避行。同期の卒業、新メンバーの加入によりグループの中での自分のポジションを確立できず悩む亜希子の姿と加藤さんの姿が少し重なった。ジャニーズに卒業という制度はないが度重なるメンバーの脱退や活動休止を経験したNEWS。人数が多かった頃のNEWSで加藤さんはグループの中での自分の立ち位置に悩んでいたと思われる。絶対的センターの山PとNEWSのエースの亮ちゃん。自分が影になることで誰かが輝くならと影に徹していたこともある加藤さん。Jr.時代はエリート街道まっしぐらだったのにNEWSになったら立ち位置は端の方。加藤さんも小説家という肩書きができるまではすごくもがき苦しんだと思う。

 

2014年

『Burn.-バーン-』を発表

天才子役レイジとホームレス徳さんドラッグクイーン・ローズの生まれも経歴も何もかもが違う3人が家族のように心を通わせる話。渋谷サーガの中で1番最初に読んだ本だと記憶している。主人公が教室で感情を爆発させるシーンがあり一人っ子で喧嘩の仕方がわからなかったという加藤さんと重なって愛おしいなと思った。

 

2015年

初の短編集『傘をもたない蟻たちは』を発表

加藤さん初の短編小説。ジャニーズなのにこんな生々しい性描写していいのかと話題になったが、これは加藤さんの頭の中の妄想がそのまま本になったのだし本人も立派な大人なのだからと気にせず読んだ気がする。個人的には「にべもなくよるべもなく」が好きだ。

そして、『傘を持たない蟻たちは』はドラマ化され、加藤さんは原作者兼ドラマオリジナルキャラクターとしてドラマ出演。ドラマ主題歌はNEWSのヒカリノシズク。ヒカリノシズクは加藤さんそのものを歌っているようで感情移入せざるを得なかったし、シゲ担にとってもとても大切な曲となった。

 

2016年

『ピンクとグレー』が映画化される

主演は中島裕翔くん、菅田将暉くん。監督は『世界の中心で愛を叫ぶ』などで知られる行定勲監督。加藤さんもカメオ出演したらしいが全然見つけられなかった。

 

2017年

『チュベローズで待ってる【AGE22・AGE32】』を発表

 本作を読んで私シゲ担になる。何度も色んな媒体で書いていますが、料理や香水香りの五感に訴えかける描写や伏線回収が秀逸なんですよね。アイドルが書いた小説ということで色眼鏡で見ていましたが、いい意味で期待を裏切られました。週刊誌で連載していたということで加藤さん書くの大変だったと思う。お疲れ様でした。

 

2018年

an anで『ミアキスシンフォニー』の不定期連載が始まる

ミアキスは本当にギミックが効いているというか伏線が張り巡らされている作品なので、読者としては読むのは楽しいが加藤さん書くの大変そう。※RIDE ON TIME参照

小説トリッパーで連載しているできることならスティードでのTrip.4岡山が『ベストエッセイ2018』に選ばれる。

 

2019年

6月に加藤さん含め7人の若手作家が書き下ろしたアンソロジー『行きたくない』が角川文庫から発売。参加した7人の作家さんの中でも加藤さんが一番作家歴が長くて、ファンとしてちょっと鼻が高かった。

12月に小説新潮で長編小説『オルタネート』の連載開始。いつぞやのレタスクラブのインタビューで、女子高生の青春小説書いてます。調べ物が大変です。と話していて、えっ!?加藤さんミアキスシンフォニーとトリッパーの他にも書いてるの!?と驚いたことをよく覚えている。文芸誌で連載ができるなんて加藤さんもうすっかり大物作家の仲間入りでは!ととても嬉しかった。

余談ですが、毎月文芸誌を買うのはお金が厳しい…という学生さんとかは公立図書館や大学の図書館に小説新潮置いてある可能性が高いのでオススメです。

 

この8年の間に5作品が世に出された。(行きたくないを含むと6作品)何よりこの8年の間で変わったことは、加藤さんきっかけでNEWSに還元される仕事が増えたことだ。傘蟻然り、ゼロ然り。メンバーが「シゲ仕事とってきてくれてありがとう」と感謝を伝える場面を見るたびに目頭が熱くなってしまう。加藤さんは今までNEWSにいていい理由を探し続けるためにずっと旅をし続けてきた気がする。でも、今の加藤さんは違う。加藤さんはNEWSになくてはならない存在だ。謙遜することはあるけど、自分なんてと卑下することが減った気がする。NEWSの夢を叶えるためにそれぞれのフィールドで戦って、4人で旅を続けているような印象を受ける。

 

  また、ジャニーズ後輩たちを見ていて今のアイドルは歌って、踊れて、顔がいいだけじゃ足りないのだということを実感している。それだけでは、グループの中で埋れてしまったり、個が立たないのだ。例えばSnow Man阿部亮平くん。気象予報士の資格を持っており、ジャニーズ初の大学院卒アイドルの肩書きは強い。ZIPのキテルネ!コーナーではリポーターを務めており(実質女子アナ)、クイズ番組での活躍もめざましい。

余談だが、阿部くんもグループに還元するために何ができるか考え、大学進学をした。Snow ManがまだMis.Snow Manだった当時グループがなくなってまうかもしれないのに受験休みを取った阿部ちゃんを見て、グループより受験が大切なのかと思っていた舘様。そんなだてあべの雪融けエピも尊いのでよかったら調べてみてください。

 あとは、青学の後輩川島如恵留くん。ジャニーズ初の宅地宅建取引士の資格を取得。仕事の合間を縫って保育士資格取得のために勉強しているらしい。法学部の人でさえ宅建とるの難しいのに、専攻法学部じゃなかった如恵留くんの努力たるや。FNS歌謡祭の合間に加藤さんに「宅建取れたのはシゲくんのおかげです!」とお礼を言いに来てくれたらしい。加藤さんが随分前に資格とかわかりやすい肩書きとか名刺がわりになるものを持っていたほうが仕事に繋がるかもねと話したことに触発されて宅建の勉強を始めたそう。大野くんや二宮くんに触発されて小説書こうと思ったのに今度はあなたが誰かに影響を与える人になるとは。感慨深い。

個人的に、Jr.祭り8.8でスノストデビュー発表聞いて悔しいはずなのにSixTONESの着替え場までハグしに来てくれた如恵留くんの姿が印象に残っています。Travis Japanはもっと強くなる。そう信じてる。数少ない加藤さんを慕ってくれてる後輩ということでひいき目で見ています。応援してるよのえるママ!※とらチューブ参照

 

ファンとしては加藤さんに賞を獲って欲しいなと思うけど、こればっかりは作品と賞の審査員の方の相性もあるからどうしようもない。タイプライターズファミリーでお馴染み羽田先生も芥川賞候補に何回も呼ばれるも、林真理子先生に厳しく批評されたりしてたものね。

 また、たまたま買ったViVi2月号ににkemioさんとの対談で朝井リョウさんのインタビューが載っていた。朝井さんがデビューした頃は、とにかく新人賞に応募して受賞する道しかなかった。大きな権威的なものに引き上げてもらったという実感が強い。でも、今一番読者に届くニュースって直木賞ではなかったりする。きっと自分は、駆逐される既得権益側なんだろうなと自虐的に語っていた。確かに朝井さんが新人賞・直木賞を獲った頃よりも、賞をとること=若手作家の登竜門というイメージは薄れてきているのかもしれない。今は、Twitterやnoteでバズっている人たちが出版社の編集の方に見つかって本を出すという流れも増えてきている。

出版業界を取り巻く環境も大きく変わった。紙書籍の売り上げは年々減少し、電子書籍の台頭が著しい。それに伴い、廃刊に追い込まれる雑誌や閉店する書店も増えてきている。京都にお住いの方ならご存知だろうが、北大路にある大垣書店本店が閉店していて驚いた。

加藤さんに出版界に革命を起こせ!とは言わない。しかし、NEWSの加藤くんが書いてる小説なら読んでみようという読者層も少なからずいると思うので、普段本を読まない層が小説を手にとるハードルを下げてくれる作家として勝手に期待しています。

 

最後にどうしても触れておきたいのが天にいるお父さん、ジャニーさんのことだ。ジャニーさんが角川とのパイプがなければ加藤さんは作家デビューできなかったかもしれない。1か月で書いてきてはなかなかハードだったと思うが、あなたのおかげで『ピンクとグレー』を世に出すことができました。できることならスティードで最終回で加藤さんが最後にジャニーさんと会った時「YOU最低だよ」と言われてショックを受けたこと。加藤さんはその後ジャニーさんのことを避けてしまったが、きっとその間も加藤さんの活躍を見ていたんじゃないかなぁ。小説新潮で長編『オルタネート』の連載が決まり、初掲載の1月号が小説新潮始まって以来の異例の重版。ジャニーさんもきっと「YOU最高だよ」と思ったはずだよ。

 

長々と書いてしまったけれど改めて、加藤さん作家デビュー8周年おめでとう。

アイドルと作家の二足の草鞋は我々ファンが想像するよりはるかに大変だろうけど、くれぐれもお身体にはご自愛ください。これからも加藤さんの紡ぐ文章を愛しています。

松村北斗は生きていた-TrackONE IMPACT感想-

※がっつりネタバレしてるので被弾したくない人は読まないでください

行ってきました横浜アリーナ1月7日の昼公演。念願のSixTONESに会ってきました。SixTONESって存在するんですね。幻影じゃないんですね。北斗くんって生きてるんですね。(当たり前)花道走ってる時は子犬みたいなのに、歌ったり踊ったり決めポーズする時はなんであんなにえっちなんでしょう…? もうなんて言うか性癖が服着て歩いてるんですよ!!まさに色気の権化。

 

 

ライブの感想を語る前に少々、SixTONESと北斗くんにハマったきっかけをお話しますと以下のようになります。

2018年春頃

YouTubeジャニーズJr.チャンネルが開設される

加藤さんのラジオでNEWSのバッグについてるJr.(MADEちゃん)から加藤さんのソロをやった強者が現れた!!と言う情報を得る

2018年秋 

SixTONESがアーティストプロモ選ばれる

MVを見て顔と名前が一致するのはきょも、ジェシー、慎ちゃん

2019年冬 

少クラの放送時間になるとTLにSixTONESがやばい、北斗くんがやばいと呟く人が多数見受けられる

バレンタインチョコを年上のお姉さんから持ってけ!子猫と投げつけられたいと言う独特な性癖を持ったJr.の子がいることを知る

2019年3月

映画少年たちのプロモでスノストをテレビでよく見かけるようになり松村北斗くんの顔と名前が一致する。色々調べていくうちに北斗くん=Jr.単独公演のソロであやめをやった子=もってけ!子猫の子だと知る。

 

君だったのか!!!まさにサブリミナル北斗くん

 

そんな北斗くんが東海ウォーカーで連載を始めることを知り試しに買って読んでみる。

この人の書く文章が好き!となり沼にハマるといった次第である。ハマりたての頃は成亮時代のシゲアキさんと北斗くんを重ねていたように思える。吾輩はシゲであるや青い独り言を書いていた頃の加藤さんってこんな感じなんだろうなぁそう思いながら毎月東海ウォーカーやすとぶろを読んでいた。しかし、10カ月弱北斗君を応援してきて似てる部分もあるけど加藤さんと北斗君は似て非なる人物だなということがわかってきた。

 

似ている点

・黒髪美人

・賢い

・結構お酒飲める

・自称友達が少ない

・根明な陰キャなところ

・趣味が読書

・ワードチョイスが独特

・文章を書く仕事をしている

・メンバーから不憫な扱いを受けがち

・料理が得意なところ

・前のユニット・グループからの運命共同体がいる

・自分の魅せ方がわかっている、セルフプロデュースに長けている

 

相違点

・加藤さんは神に運動神経を奪われた男だが北斗くんは球技以外なら運動神経抜群

・加藤さん顔濃いけど北斗くん顔薄い

・加藤さんガサツだけど、北斗くん潔癖

(昔増田さんの新品のバッグにカレーうどんの汁を飛ばした、メンバー曰く手が汚れたらズボンで拭く←やめてー!)

・加藤さんめちゃくちゃ自意識過剰

・加藤さんは一人っ子だけど、北斗くんは末っ子

・加藤さんは洋楽も邦楽も幅広く聴くけど北斗くんは邦楽メイン

・2人ともセルフプロデュースに長けているが加藤さんは自分を俯瞰で見るもう一人の自分や監督のような存在がいてパフォーマンスしている。一方北斗くんは役になりきってパフォーマンスしている。(ラウール曰く憑依型)

余談だが、誰かがあやめを見た感想でシゲの演出はウジェーヌ・ドラクロワの絵画『民衆を導く自由の女神』をモチーフにしており、シゲはその自由の女神だけど、北斗くんは女神に救いを求める民衆の一人。あくまで世界の一部になる人。それを見た時感動した。(あやめを英訳するとイリス=ギリシャ神話に登場する虹の女神を指す。この話はまた今度にしよう)

 

 

セトリに沿って感想を雑記

Overtune

花火のような6色火の玉が天井のモニターを駆け巡る。メンステからセンステに火の玉が流れてゆきメンステに帰ってくる。左右のモニターに6色火の玉が映し出される。戦隊モノかアメリカのSF映画のようなオープニング映像だった。言語化するのが難しい!早く円盤化して!

 

Rollin'

新聞に載ってた水晶型のゴンドラに乗って上から登場。メンバーが一人一人モニターに抜かれると高鳴る歓声。曲の途中メンバー全員が一度後ろに反り、もののけ姫の踏鞴(たたら)を踏み込むようにゴンドラを強く踏み込んだ。そしてゴンドラが回った!!SixTONESがrollingしている…SixTONES三半規管強いなと思いながら見ていた。

 

JAPONICA STYLE

MVで何度も見たけど、生で見るのは初めてなJAPONICA STYLE。チェンエラの円盤やMV同様に花びらの量が半端なかった。私が入った公演のガチャはきょもちゃん。照れ臭そうに決め台詞を言うきょもちゃんがとても可愛らしかった。

 

Laugh in THE LIFE

はい!ライブで盛り上がる曲!!北斗くんのAre you redy OK?のC&Rの予習ちゃんとしてきたので、バッチリ決まって気持ちよかった。弾むスニーカー♪のところの慎ちゃんのキャラメルボイスにメロメロになりそうでした。

 

RAM-PAM-PAM

ペンライトの打点が最高潮に達しました。きょもちゃんの止められないtil the suin is up〜♪からの曲が加速する感じが好きなんですよね。あと北斗くんの静脈切り芸もちゃんと目に焼き付けましたよ。何と手首にキスしていました。末恐ろしい男だ…

 

NEW WORLD

 光る、兆し系統のエモエモソングアニメのオープニングテーマとして使われてもおかしくない。最初に映し出されたのはジェシーの手。きょもちゃんほどではないが訓練されたコナクラなのでこの手の数え方どこの国式・・・?と思い調べてみたが、どこの国のものでもなかった。デビューシングルが発売されフルで聴いて見てもやっぱりエモかったし、樹くんのラップパートは力強くて疾走感があった。光る、兆し同様何年経っても、どんな大きなハコでライブするようになっても歌い続けてほしい一曲。

 

sun burns down

RIGHT NOW-BATTERY-D MOTION

KEEP GOING

怒涛の先輩曲ゾーン。チェンエラやラフスト入ったことある方なら聴き覚えがあるかもしれないが、何せ初参戦だったものでこれ多分KAT-TUNの曲なんだろうなぁと思いながら見てた。KAT-TUNはリアフェ〜LIPSくらいまでリアルタイムで見てたので聴き覚えのある曲もあるが、カップリングやアルバム収録曲は存じ上げなかったのでちゃんと予習すべきだった。V6兄さんの曲もHONEY BEAT、ジャスミンあたりで記憶が止まってたのでこんなカッコイイ曲があったなんて知りませんでした。反省。

 

この星のHIKARI

6人がわちゃわちゃ集まってはけたところにポップ体ピンク色のこの星のHIKARIの文字が現れる。最初のWow Wow Wow Wo...Yeah Yeah Yeah〜♪もちゃんと歌えた。UR not alone等で鍛えられたNEWS担なので歌のC&Rは任しとき!中盤大サビ歌って〜!と言われた時も頑張って歌いましたが、ちょっと緊張しました笑 ファンの歌声を聴いているSixTONESがとても愛おしかったです。

 

喜びの歌

愛してる〜♪のフレーズを聴いた瞬間特急田中3号という古のワードが頭の中から引っ張り出された。当時は田中くん(兄)の弟くんもこのドラマで出てるんだよなくらいにしか思ってなかったけど、樹ちゃんドラマ初出演だったのね。色んな田中家に対する思いが湧き上がってきて、お兄ちゃんのラップパートを樹ちゃんが歌っているのを見て泣けてきました。止まらねぇ!ガチャは慎ちゃんでした。

 

IN THE STORM

RAM-PAM-PAM並みにペンライトの打点が最高潮に達した。荒れた時代でも高く帆を張れの樹ちゃんのラップパートでさらに打点が高くなった気がする。

 

MC

収録用カメラが入っていたからなのか6人からちゃんと喋らなきゃ感が伝わってきた。

覚えてる話題

・北斗くん曰くカウコンに出ると年越しの瞬間が早く感じる。それに対しきょもがこんな感じ?とフォローするもなんか違う

・Imitation Rain9割くらい北斗くん下ハモ で声出なかったら俺のパートなかったかも→優しくフォローするジェシー ほくジェ(泣)

・樹くん 予約枚数聞いてるよ。ジャニーズ初の初動ミリオン目指したいね。

・突如始まる北斗くんマルチアングル。北斗くんカメラを探す。北斗くん曰く中島健人カメラの位置全部把握してそう

・きょもがいろんな角度でモニターに映し出されめっちゃテンパる

・緊張したのか水飲もうとするきょもに「へぇ、緊張すると水飲むタイプなんだ」と言う北斗くん。君は少女マンガのドSキャラか?

・樹くん地元のリアル最寄駅は柏駅

ジェシーの八王子リフォームの話

・ウォーカートリオの宣伝

・北斗くん10の秘密宣伝

・髙地くん調べるJ DELISH KICHNの動画おたくに特定されてたの知ってた件

 

Beautiful Life

ロッコで6人が移動しながら歌う。近くにメンバーがきたらそれぞれのメンバーカラーのペンライトに点灯。あの景色とても綺麗だったなぁ。制御ペンらじゃなくて手動なのによく揃った。スト担すごい。

 

Lovin'U

手越くんのLovin'UじゃなくてKAT-TUNのLovin'U。歌割りどうやって決めたか知りませんが「命よりも大切な君に出会えたこの奇跡」のところ北斗くんに歌わせた人天才ですね。私が入った日とは別日にジェシー見ながら歌ってたというレポが流れてきてほくじぇ…となりました。

 

明日の記憶

歌い出しが北斗くん!!クイズショウ思い出して懐かしくなりました。SixTONESこういうしっとり系の曲も合いますね。

 

Telephone

みんなワイシャツの上にジャケット重ね着するんですが、衣装がまあーカッコいい!!

ジェシーなんかRAM-PAM-PMの衣装以上にマフィアのボス感が強かったですね。PDアヴァンギャルド入ってそう。もっとイメコン勉強しよ。

曲はというとゴリゴリのEDMが効いてて洋楽ぽくてとてもいいですね。クラブとかで流れてそうと思った。最後にジェシーが革手袋噛むのやばくないですか??ジェシー担の皆さん息してました??北斗くん革手袋黒がよかったけど並びの関係で赤。いつかソロかなんかで黒い革手袋してくれ。

 

I.N.P

少クラで見た赤西くんのソロ曲〜〜!!きょもちゃんどっからこんな声出るの!?

樹ちゃんのtake a shotがテキーラ飲んでるようにしか見えなかった。

 

Right moves

KAT-TUNの曲とは毛色が違うなと思ったら、山Pの曲なんですね。今度CD借り聴いてみます。パフォーマンスに関しては記憶に残ってません。すみません。

 

Mr.ズドン

これが噂のそこにお金かけ始めたらダメなサングラス(Mr.ズドンの文字がサングラスに映し出される)いつかのザ・テレビジョンでズドンの文字カチューシャをつけていたように、ジェシーがズドンの文字カチューシャをつけながら歌っていた。バネで文字とカチューシャが繋がっているやつ。Mr.ズドンは会場一体となってズドン!ズドン!すると楽しいし、元気が出ますね。あと割と近くにジェシーがやって来てくれてあまりにも肌が綺麗で。これがアル◯オンの力…と謎にコスメオタの血が騒ぎました(?)

 

Amazing!!!!!!

メンステに6人が戻ってくる。順に胡座をかいていく6人。北斗くん見せ場の夢はまだまだだが〜♪で移動しながら私がいたアリーナ席側方向に向かってジャンプしきたのでびっくりした。あとAmazingの狂気的な笑みにゾクゾクした。それから少し記憶が飛んだ気がする…

 

WILD OF MY HEARTS

Amazing!!!!!!の衝撃により記憶が飛んだため記憶にあまり残っておりません…

 

BE CRAZY

この辺りにきてようやく記憶を取り戻す(?)「夢見た未来を叶えてゆく」ときょもが歌詞変えて歌っててグッときちゃいました。そして、銃撃戦の練習してきたのに銃撃戦やらなかった気がする。何で??

 

Imitation Rain

雨音が聞こえる中一人一人デビューへの思いを吐露する。WORLDISTA加藤シゲアキソロ「世界」みたいだな。そう言えば雨の匂いってペトリコールって言うんだよなと雨に思いを巡らせていたが、コメントが流れるや否やもう泣いた。多分この映像将来10周年とかのアニバコンに使わるんだなろうなと察した。※NEWS15th LIVE Strawberry参照

樹ちゃん

「うまくいかないことばかりで、空回りしたり勘違いされてた。それでもいつも冷静なふりをしていた」

いつも周りをしっかり見ていて、ファンが不安になったら欲しい言葉をくれる樹ちゃん。ファンには見せないけどしんどい時でも平静を装っていたのね、、

髙地くん

「デビューできると聞いた時、正直、重圧に押しつぶされそうになった。自分より実力があるJr.なんて大勢いる」

そんな事ないよー!髙地くんだって十分凄いよー!そしてRIDE ON TIMEの8.8Jr.祭りに向かう車中で髙地くんが本音を吐露していたの思い出して更に目がうるうるした。

慎ちゃん

「苦しさも、悩みもあった。めっちゃつらかったよ。俺は前向きなことを考えられなかったから。」

前向きでお兄ちゃんたちを支えてくれてる頼もしい慎ちゃんでさえ、前向きなことを考えられなかった時期もあるのかと驚いた。ジャニーズJr.として活動する中で天国と地獄を見た慎ちゃんだからこそ出てきた言葉なのかもね。でも、アイドルを続ける、SixTONESでやっていく選択をしたあなたは間違ってなかったよ。

北斗くん

「俺はSixTONESに必要な存在なのか?そう悩んだ時はありました。でもその時、メンバーのひとりが言いました “SixTONESは最強です。だってこの6人だから。”信頼するやつが、信頼する5人がそう言いました。そして、俺は変わりました。だから今度、俺が言います。SixTONESは最強です。」

ここで涙腺崩壊しました。何言ってるの、北斗くんはSixTONESに必要な存在だよ。また、ライブ中何度も思ったけどジェシーは北斗くんに大きな支えとなっているんだなと思いました。RIDE ON TIMEのお芝居やりたいなら口に出さなきゃダメだよもそうだし。ジェシー北斗くんを変えるきっかけをくれてありがとう。

きょも

「11歳で入所してから、何度もデビューを逃してきて、もうないだろうなってどっかで思ってた。中略) 生まれつきの肩書きばかり取り上げられて。もちろん覚悟はしているけど、正直、もっと俺を見てほしいと思うことも沢山ある」

2世故の苦しみはきょもちゃんにしかわからない。前に2世タレントや俳優さんをフィーチャーした番組を見たことがあるけれど、どの人も苦しんでいた。親の七光りだろ、コネだろと心ない言葉を言われたり。〇〇さんの息子さんだ、娘さんだって言われないように芸名を名前だけにする人が多いんだとか。西岡徳馬さんの娘さんとか、佐藤浩市さんの息子さんとか。残酷だけど、人間生まれてくる家庭は選べない。京本政樹さんの息子さんなんだ!じゃなくて、あの京本大我くんのお父さんって京本政樹さんなんだ!って言われる日が来ますように。そのために我々ファンができることはする所存だよ。

ジェシー

「正直デビューなんてできないと思いながら、粘って粘ってジャニーズをやり続けて来た。」

ラフスト神戸初日のレポでジェシーの「みなさん、粘りましたね」が彷彿とされた。バカレア組が2:4に別れて、ほくじぇもいつの間にか解体されてそれでも1人で粘って頑張ってきたジェシーがいたからこそSixTONESの6人はまた集まって来れたんだよ。誰よりも粘ったのはジェシーだよ。ジェシーという太陽のようなSixTONESの指針がいる限り、SixTONESは最強だよ。

 

そして6人のメッセージが終わった後、ピアノのイントロが流れImitaton Rainが始まる。圧巻だった。ジェシーのDancing in the rain 夢を求めてのところで心が激しく揺さぶられた。特効がついてからは割とメンステに近い席の私でも熱波を感じたのでSiXTONESの6人相当暑かったと思う。

 

 

アンコール

NEW WORLD

Laugh in the LIFE

光る、兆し 

歌い出しの北斗くんが「長い旅の途中僕らは いつも迷いながら歩いてきた」と歌詞変えて歌ってて泣きそうになりました。生で光る、兆し聴くのは初めてで終始目がウルウルしていました。光る、兆しも早く音源化して欲しいのでセカンドシングルのカップリングかファーストアルバムに収録してください。(SONYさん見てる〜??)

 

終わりに

以上が独断と偏見による私のTrackONEIMPACT感想文です。横アリから帰ってきてもう3週間近く経ってしまいました。本当はCDデビュー前に書き上げたかったのですが、気づいたら過ぎてしまいました。鉄は熱いうちに打てじゃないですが、記憶の新しいうちに書くべきですね。反省。でも、本当に楽しかった。これからもっとハコが大きくなったり、セットが豪華になったりするのを想像すると今後どうなって行くのか楽しみです。

SixTONESはJr.時代から絶大な人気を誇っていましたが、テレビで見かけない日はほとんどないし雑誌もほぼ毎日のように出るしデビューってすごいんだなと実感しています。ジャニーさんがデビューするとは数字に追われる事だよと生前言っていましたが、すとちゅーぶYouTubeの再生回数と戦ってきたTeam SixTONESなら大丈夫だよね。今は単独ミリオン達成できるようにスト担みんなで頑張ってます。Team SixTONESでビッグになろう。改めてデビューおめでとう。また会える日を信じてこれからもずっと応援し続けます。らびゅ〜♡

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