人生は沼だらけ

好きなひとやものなら有り過ぎるほど有るんだ

NEWS担をお休みすることにした話

メインに使っていたTwitterのオタ垢兼趣味垢をログアウトしてから3週間近く経ちました。
最初は目に入れたくない情報をシャットアウトする為だけにログアウトしていました。

ですが、段々と手越くんの顔を見ると胸がチクっとするようになり、NEWSが載っている雑誌を買わなくなったり、NEWSの曲が聴けなくなり、毎週楽しみにしていた自担のラジオすら聴かなくなりました。私事ですが、先月末誕生日でNEWSからバースデーカードが届いたもののまだ封を切っていません。

その間自分の機嫌は自分でとろうとコスメとか二次元とか他の趣味に走っていました。怒りに満ちたツイートや憶測がひとり歩きしている様子を見ないで過ごすことはとても快適でした。

そして、次第にNEWS関連から距離を置きたいと思うようになりしばらくNEWS担をお休みすることにしました。

 

実は2019年は担降りをするかすごく迷った1年でした。心の底から応援したいというグループと自担ができ、彼等を絶対デビューさせたいと強く後押しする熱いファンの方々。個人でもグループでも次々と決まる仕事。グループが大きくなっていくのが手に取るようにわかり応援するのがとても楽しかったです。

でもやっぱりNEWSと加藤さんが好きだし現場で会ってみたいフォロワーさんやお友達もいるし、20周年くらいまではファンでいようかなと思っていた矢先にコロナでライブや舞台が中止になり追い打ちをかけるように手越くんの活動自粛。決定打となった退所。

今までも週刊誌や俗に言う情報垢と呼ばれる人たちが手越くんに関する良からぬ情報を流しても公式発表じゃないしと無視し続けてきました。でも、今回のことは事実でした。

怒りとか失望とか色んな感情が湧いてきた。自分の気持ちや考えを整理するために手越くんやNEWSに対して思うことを書いていこうと思います。

 

 

①手越くんの行ったことについて

政府から緊急事態宣言が発令され、コロナにならないためにも大切な人を守るためにも家にいよう。三密を避けよう。手洗いうがいをしっかりしよう。といったことがメディアや政府から呼びかけられた。楽しみにいていたライブや舞台がなくなってつらかったけど、まっすーはほぼ毎日個人ブログを更新してくれたし、小山くん宅のみるくちゃんの動画を見て癒されたり、加藤さんのエッセイ読んだりして過ごしてた。3人とも自分の特技を活かしてSmile up Projectの動画をアップしてくれて手越くんは何してくれるかなと思ってた矢先に起きた報道と活動休止。

最初に思ったことはどうして危険を冒してまで外出したのか。オンライン飲み会じゃダメだったのか。どうして、どうして…。言葉にならない怒りと失望に支配されそうになった。

法を犯したわけではないし、手越くんを法的に罰することはできない。でも、事務所を挙げてコロナに立ち向かおうとプロジェクトを推進している中軽率な行動をした手越くんのことをペナルティとしてプロジェクトから外すのは当然のことだと思う。ファンとしてはすごく残念だったけど。
ただ釈然としないのは手越くん本人からのコメントや謝罪が一切ないことだ。他のメンバー3人がラジオや個人ブログで謝罪する中、手越くんからのコメントや謝罪の言葉はなかった。グループであるから連帯責任で謝る必要があったのかもしれないけど、何もしてない他の3人が謝罪している姿を見るのはとてもつらかった。

 

②手越くん脱退&退所について

何故このタイミングなのか?STORYのツアー完走するまで待てなかったのか。何よりも謝罪や別れの挨拶なしに、尻拭いはメンバーに任せてファンの気持ちを置いてけぼりにしたまま退所したことが理解できない。そしてしれっとTwitter開始してるのも理解できない。切り替え早すぎておたくついていけない。

私は週刊誌やネットニュースで何と言われようが、ステージ上でアイドルとしてパフォーマンスする手越くんが大好きだった。ジャニーズの他にも色んなアーティストのライブに足を運んだけどテゴマス以上に歌が上手い人はいないと思う。でも、アイドルじゃなくなった手越くんには興味ないしもう応援できない気がする。ジャニーズにいてはできないこと。他にやりたいことができて退所するなら快く送り出すし、応援する。だけど、この退所の仕方はおかしいと思う。事実はわからないけど、もし気に食わないことがあって素直に謝らずへそ曲げてそのまま勢いで事務所をやめてしまったのなら、彼はまた同じようなことがあった時どうするのだろうか。立つ鳥跡を濁さずじゃないけど、どうしても辞めるなら自分の後始末はきちんとしてほしかった。

 

③ファンの言動について

手越くんの活動休止が発表されてからも、手越くんにファンレターを書いたりCLOVER PLOJECTを企画したりと素晴らしいファンの方々がいる一方で一部のファンの言動が気になった。それは事実か嘘か確認がとれてない段階で騒ぎ立てる方々だ。NEWS担してると本当に色んなことがありましたよね。有る事無い事ネットニュースに書かれたり、週刊誌に書かれたり。大好きな人のことが記事に載ってたら気になって見たくなる気持ちもわかる。でも、確証が無い段階で騒ぎ立てるのはやめよう。メディアリテラシーなんて言葉があるけど、ソース元はどこにあるのか。自分が今SNSに載せようとしていることは本当に正しいのか。この機会に今一度考え直してほしい。ゴシップ記事とPV数などの詳しいことは下の記事によくまとまっているので目を通してほしい。

jumble-cabinet.com

 

④これからのNEWSについて
今は3人のメンタルが心配です。FC動画3人とも目がうるうるしてたし、まっすーに関しては挨拶の声が震えていたし。手越くん脱退の一報を聞いたときショックで言葉が出なかったけど、真っ先に思ったことはもう二度と単独コンサートでまっすーの憧れのドームに立たせてあげれないんじゃないか。ましてや5大ドームツアーをする日も冠番組を頂く機会も遠のいてしまったのでは。次から次へと悪い妄想ばかりしてしまった。9人から8人になった時、8人から6人になった時、6人から4人になった時よりも今置かれている状況はとても厳しいように思える。3人になってもグループを守り活動していく覚悟を決めた3人を応援したい気持ちはあるけど、4人のNEWSが大好きだったから3人でのパフォーマンスを今は見れる気がしない。ライブでも音楽番組でももういない彼の姿を探してしまう気がする。

 

⑤アイドルを応援することについて

推しバンドが活動休止したり、解散は経験したけど脱退は初体験だったので未だに心の整理がつかない。妹が2ヶ月前まで欅坂46のオタクをしていて、1月23日の報道を受けて憔悴しきっている様子を見てこれはただ事ではないなと悟った。妹から「もし北斗くんがSixTONESを辞めてもSixTONESのこと応援できる?」と聞かれたとき「ジェシーがいる限り北斗くんはSixTONESを辞めないと思うよ」と答えたけど、何て返すのが正解だったのだろう。ましてやNEWSに置き換えて考えたことはなかった。結局妹は推しメンのなーこちゃんが卒業するのと同時に欅坂のオタクを卒業した。今はソロ活動始めたなーこちゃんを始め生駒ちゃんやNMBを推し永らえて楽しく生きているそう。

私はどうすればいいのだろう。NEWSは箱推しというより、加藤さん単推しみたいなところがあるからメディアとか全員分無理して追わなかったし。担降りしても小説家加藤シゲアキのことはずっと好きでいるんだろうなと漠然と思っていたけど、3人のNEWSを愛せるのだろうか。先月手越くん活動休止の一報が出てから、ぷつんと糸が切れたように番組に要望を送ったりハガキを書いたりファンレターを書く事が出来なくなった。3人になって今まで以上に要望やハガキ活動が大事になってくるだろう。でも、気力が起きないのだ。こういう時こそファンが頑張らなくちゃいけないのに。申し訳ないけど、私はとりあえず距離を置くことにした。

 

私は今までアイドルとファンの関係を難しく考えすぎていた。自担や推しにこうあってほしいと思うことは自らの偶像を押し付けることじゃないのか。その理想像から外れた時裏切られたと思い怒るのは勝手なことではないか。と思っていた。そんな時に宇多田ヒカルさんがヒカルパイセンに聞けという企画で「自分のイメージをだれかと共有するときにこうすると上手く共有できるというコツはあるんすか?」というファンからの質問にこう答えていた。


自分と相手を隔てるものは肉体だけだから、自分がイメージをしっかり持ってれば相手に伝わると思ってるぜ。
音楽製作の現場で、音を言葉で説明しなきゃいけないことがよくあるんだけど、「もっと濡れた感じ」とか「ザラザラした音」とか「ここのコードのテンション痛くていいね」とか、感触で表現することが多いぜ。

この回答を見た時何かがひらけた気がした。そうか、アイドルとファンといえど人間と人間なんだ。次からは自担や推しに対して嫌だと思ったこと、疑問に思ったこと、怒りを覚えたことは手紙やハガキに書いて送ろうと思った。言葉のナイフで傷つけない程度に。今回はできなかったけど。
また、こんな時に思い出すのは加藤さんがエッセイで書いていた「好きになりすぎないこと」だ。

好きになりすぎるからこそ、このような事が起こった時に裏切れらたと思ったり怒り狂ったりするのではないのだろうか。
私は今回の件で担降りしようとする人達を薄情だとは思わないし、止めない。でも、できれば負の感情に支配されたままになって欲しくない。この世には色んなエンタメや沼、楽しいコンテンツが沢山ある。しばらくはそういう気持ちにはなれないかもしれないけど、亡霊になったりせずNEWS担を辞めても幸せに生きてほしい。

 

おわりに

しばらくはオタ垢をログアウトしてNEWSから距離を置こうと思います。ただ、STORYのツアーは交換予定の方と返金しないと約束したし、まっすーのミュージカルチケットご用意されたら行くつもりだし担降りファン卒はしないと思います。また戻ってくるのでどうかそれまでお元気で。